自動精算機「テマサック」がNSIPS®に対応
岡山県岡山市の株式会社カワニシバークメドが開発したクリニック向け自動精算機「テマサック」が、公益社団法人 日本薬剤師会が推進するNSIPS®(調剤システム処方IF共有仕様)に対応しました。この新機能により、調剤薬局レセコンとのデータ連携が効率化され、コストの削減が期待されています。
NSIPS®とは?
NSIPS®は、調剤システムの機器同士を連携させるためのインターフェース仕様で、異なるメーカーの機器同士の接続の複雑さを軽減します。これにより、各調剤機器ごとに必要であったソフトウェアが1つで済むため、導入コストの大幅な減少が可能です。また、NSIPS®対応の調剤機器を新たに導入する際にもスムーズな進行が見込まれます。
テマサックの強み
「テマサック」は高い連携性を持ち、調剤薬局での経営効率化に貢献し、スタッフの業務負担を大幅に軽減します。具体的には、決済方法や保険種別、患者情報などを一元管理できるため、どこにいても店舗の情報を確認可能です。また、ATC医薬品や過去の未収分の合算会計にも対応しています。これにより、スタッフは金銭授受から解放され、患者への対応や服薬指導に専念できるようになります。
利便性と衛生対策
「テマサック」は、現金だけでなくクレジットカード、電子マネー、QRコード決済にも対応。特に海外からの訪問者を考慮して、日本語をはじめとして7カ国語に対応しているため、利便性も高いです。また、非接触型の決済方法は、感染症対策にも寄与します。
今後の展開
カワニシバークメドは、今後も各診療科の様々なシステムとの連携を進めていく予定です。特に、2026年に向けて「IT導入補助金」による支援強化も図られており、導入コストを抑えながら医療現場のDX化を推進していく考えです。
会社概要
- - 社名: 株式会社カワニシバークメド
- - 所在地: 岡山市北区駅元町1-6 岡山フコク生命駅前ビル805号室
- - 設立: 2019年7月
- - 代表者: 本山章
- - 事業内容: 医療業界向けインターネット関連事業
お問い合わせ
詳細な情報や導入についてのお問い合わせは、公式サイトを通じて行うことができます。