車の廃材から生まれた「ディンプルアート」プロジェクトが始動!
車のフロントガラスなど、廃棄物として埋められてしまうガラスの中間膜を使用した新たなアートが、注目を集めています。その名も「ディンプルアート」。このプロジェクトの立ち上がりは、発起人である宇都宮大学名誉教授の木村氏によるものです。たった今、クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」でサポートが募られています。
美しい色彩と環境貢献
ディンプルアートの特徴は、まずその美しいステンドグラス調の色彩です。特殊な技術によってリサイクルされた廃ガラスを用いた絵の具は、見る者を惹きつけてやみません。さらに、その発展を支えるのは、環境への配慮。ディンプルアートは、使用される材料が廃材であるため、普及すればするほど地球を守ることにつながります。
誰でも楽しめるアート
筑波大学の教育者でもある木村名誉教授は、誰もが手軽に楽しめるアートとしてディンプルアートを提案しています。お子さまから高齢者まで、自由な発想で塗り絵感覚で楽しむことが可能です。特に、筆を使わないペインティングは、アートへのハードルを下げ、創造力を育む場となります。
誕生の背景
ディンプルアートの誕生には、長い年月と研究の成果が詰まっています。自動車用のフロントガラスは、強化のために二重構造となっているため、廃棄時に再利用が困難でした。そのため、埋立処層に放置され続けてきた歴史があります。
その課題を解決するために、木村名誉教授は中間膜を剥がす技術を開発。そして、偶然の学びからディンプルアートカラーが生まれました。この絵の具は、液体と塗料が融合し、乾燥することで独自のさざ波模様が現れる特性を持っています。
教材の販売とその内容
特に注目すべきは、4月30日から発売される「おうちディンプルアート教材」です。これは、20種類のデザインを楽しむことができるパッケージで、初心者でもすぐに始められる内容が整っています。教材には、下絵や専用アクリル板、専用の絵の具がセットになっており、家族全員が参加できるアートの楽しみを提供します。また、価格もお手頃で、最大20%の割引が適用されます。
社会的意義
木村名誉教授の努力と情熱のもと、ディンプルアートはただの趣味にとどまらず、地球環境を意識したプロジェクトとなっています。このアート活動を通じて、参加者自身が環境保全に貢献しているという実感を得られる点が、特に重要です。
新たなアートとしての「ディンプルアート」の可能性と、環境への影響に興味を持つ方々にとって、これからの展開が楽しみです。
詳細情報
プロジェクトに関する詳細は
こちらをチェックしてください。今後もこの活動から目が離せません!
会社概要
- - 団体名:ディンプルアート普及協会
- - 所在地:神奈川県相模原市緑区向原3-6-11
- - 代表:岩本李菜
- - 公式サイト:dimpleart.site
これからも多くの人が「ディンプルアート」を通じて楽しく、そして環境に優しいひとときを過ごせますように。