バレンタインデー:恋人の日から感謝のイベントへ
バレンタインデーは、かつては恋愛を祝う特別な日として広まっていましたが、近年はその意味合いが大きく変わりつつあるようです。生活総合情報メディア「ヨムーノ」が実施した調査によると、この日の迎え方が「恋人の日」から「家族との感謝の日」へと移行している傾向が明らかになりました。
2026年1月28日から2月4日までの間に、30〜59歳の子どもを持つ既婚女性141名を対象に行われたこの調査は、バレンタインがどのように認識されているかを探るものです。
調査結果の概要
調査によれば、バレンタインを実施する予定の人は約63%、一方で約3人に1人は消極的な意向を示しています。特にバレンタインに「何もしない」と答えた女性の中には、夫から「要らない」と言われたり、経済的な理由などが影響しているとの声も見られました。
最も多かった贈り物の相手は「夫・パートナー」で、75.3%が「本命チョコ」を贈ると回答しました。この他にも、家族への「ファミチョコ」、お世話になっている方への「世話チョコ」が続きました。ただし、かつての定番「義理チョコ」はわずか16.9%にとどまり、この文化が徐々に薄れていることが浮き彫りになりました。
バレンタインは家族のためのイベントに
調査では、約40%が「家族との感謝」を重視していると感じていることもわかりました。「恋人の日」というよりは、家族行事や感謝の日になりつつあるとの意見が多く寄せられています。
この現象は、物価高や「セレモニー疲れ」とも関連があるようです。特に、バレンタインの準備が「負担」と感じている主婦たちの声が目立ち、無理せず自分のペースで楽しみたいという希望が強まっています。
自分用も大切にする意識
「自分へのご褒美チョコ」を購入する人は少数で、23.4%の回答にとどまりましたが、「自分に何か特別なものを買いたい」という意識も感じられます。普段食べているチョコレートに加えて、特別感のある商品に手を出してみたいという心理が見えます。
義理チョコから世話チョコへの変化
調査に参加した人々の約半数は、「義理チョコ」文化が「世話チョコ」「ファミチョコ」へと置き換わっていると感じています。義務的な交換ではなく、感謝の気持ちを伝えるきっかけとして捉えられていることが影響しているようです。
まとめ
今後のバレンタインデーは、ただの恋愛イベントでなく、「家族」と「感謝」を重視するスタイルが広がっていくと予想されます。無理をせず、それぞれのペースで大切な人々に感謝の気持ちを伝えることができる日として、新たな価値を見いだせるのかもしれません。多様なスタイルのバレンタインを楽しむ時代が到来したといえるでしょう。