名建築レストラン「すてーき茶寮和くら」がリニューアル35周年を迎え新たな風情を創出

大分県日田市に位置する「すてーき茶寮和くら」は、1917年に建立された土蔵を改装した歴史的なレストランです。この名店は、35周年を迎え、現代的なデザインとクラシックな魅力を融合させた空間に生まれ変わりました。料理はもちろん、蔵の持つ独自の雰囲気も魅力の一つです。リニューアルに際し、料理体験の質を一層高めるために、川の眺めを一段と楽しめる設計としました。晴れた日にカウンターから透き通った三隈川を眺めることができ、その景色はまさに芸術品です。夕方には美しいサンセットも楽しむことができ、特別な瞬間を演出します。

今回のリノベーションを手掛けたのは、福岡と東京を拠点に活動するデザイナーの二俣公一氏です。彼は、蔵の特徴を生かしつつ、新しい機能性を加えることに成功しました。土蔵のエレガントな外観そのままに、最新の技術とデザインを取り入れ、豊かで快適な食事環境を提供しています。また、地元の園田建設が施工を担当し、地域密着でのリニューアルに取り組んでいます。

「すてーき茶寮和くら」では、大分名物の豊後牛を中心とした鉄板焼料理が味わえます。特に目玉は、シェフが実演する鉄板焼のパフォーマンスです。お客様が目の前で焼かれる料理の美味しさを堪能できるスタイルは、このレストランならではの魅力です。さらに、春から夏にかけては、鮎の鉄板焼きなどの季節限定メニューも登場し、旬の味覚を楽しむことができます。

デザイナーの二俣氏は、リニューアルにあたり、「この場所が長年に渡り、多くの人に楽しまれることを願っています」とコメントしています。この思いが込められた新しい空間で、食事をすることは特別な体験となるでしょう。

「すてーき茶寮和くら」は、リニューアルを通じて、食事と共に川の景色や四季折々の風景を一体化した体験を提供しており、観光客のみならず地域の人々にも愛されています。ぜひ、和くらでの特別な料理体験に足を運んでみてはいかがでしょうか。自慢の料理を堪能し、優雅な時間を過ごせる場所として、日田の新たな名所としてその地位を確立しています。