バリアフリーeスポーツイベント「ハチエフ」の魅力
2024年9月14日および15日の2日間、岩手県八幡平市の安比リゾートセンタープラザホールで開催される「ハチエフ HACHIMANTAI 8 FIGHTS '24」。昨年の成功を受け継ぎ、バリアフリーeスポーツを推進する株式会社ePARAが主催するこのイベントは、障害当事者や地域の活性化を目指したエンターテインメントです。
1. ハチエフの目的と概要
「ハチエフ」は、障害の有無に関係なく誰もが楽しむことができるeスポーツイベントです。このイベントの主な目的は、バリアフリーeスポーツの認知を広め、障害当事者の活動を支援し、地域全体の活性化に寄与することです。開催日は2024年9月14日(土)から15日(日)の2日間で、第一日目は午前10時から午後9時まで、第二日目は午前10時から午後6時まで行われます。
メインスポンサーの株式会社サイコムと共にお届けするこのイベントでは、「ストリートファイター6」を使用したトーナメントや体験会が予定されています。これによって、多様なゲーム体験を通じて、より多くの人々がeスポーツに接する機会が提供されるのです。
2. イベント内容
今年の「ハチエフ」では、以下のような多彩なコンテンツが用意されています:
2.1 バトルエリア
ストリートファイター6を用いた対戦台が30台設置され、参加者は自由に対戦を楽しむことができる交流エリアを設けています。個人戦、チーム戦の元素を取り入れた大会も実施し、参加者が技を競い合う場となります。
2.2 ePARAエリア
バリアフリーeスポーツをテーマにしたエリアでは、特にアクセシビリティに配慮した対戦台や障害者用のコントローラーが用意されいます。このエリアでは、障害者が快適にゲームを楽しむための技術とともに、理解と支援の輪を広げることを目指しています。
2.3 展示エリア
サイコム社や八幡平市、ePARAの取り組みを紹介する特設ブースが設置され、参加者は多様な情報を集めながら、バリアフリーな環境づくりの重要性を学ぶことができます。
2.4 飲食・物販エリア
イベント会場でしか味わえない「ハチエフコラボメニュー」や、岩手の名産品を楽しむことができる飲食エリアも設けられています。このエリアは参加者同士の交流を促進する優雅な場でもあります。
2.5 Yogiboエリア
快適さが自慢の「Yogibo」ソファを体験しながら、リラックスした時間を過ごすエリアも用意されています。ゲームで疲れた際に、休憩やコミュニケーションの場として活用できます。
3. イベントプロデューサーの紹介
今回のイベントをプロデュースするのは、岩手在住の格闘ゲーマー、畠山駿也(Jeni)さんです。彼は筋ジストロフィー症を患っており、自作の「顎コントローラー」を使ってストリートファイターシリーズをプレイしています。彼の挑戦と活躍は、多くの人々に勇気を与えるでしょう。
4. 参加方法と事前エントリー
「ハチエフ」への参加は入場無料で、事前エントリーを行うことで特典を受けることが可能です。より多くの人々がこのイベントに参加し、共に楽しむ機会が増えることを願っています。詳細なスケジュールやエントリー方法については、特設サイトにてご確認ください。
このバリアフリーeスポーツイベントは、障害者の自立支援や地域活性化の新たな形を示す重要な取り組みです。
皆さんの参加をお待ちしています。