Varonisの新機能「Agent Intent-Based Access Control」
2023年8月3日、データおよびAIセキュリティにおけるリーダーとして知られるVaronis Systems, Inc. が新しい機能「Agent Intent-Based Access Control(Agent IBAC)」を発表しました。この新機能は、企業がAIエージェントを自社のデータに安全に接続し、危険な行動やポリシー違反を防止するための重要な手段です。
企業環境において、AIエージェントが重要な役割を果たしている一方で、これまでの事例ではエージェントが想定外の行動をとり、機密データの漏洩や不正行為につながることが報告されています。特に、エージェントが広範なデータアクセス権を持つことで、情報漏洩のリスクが高まっています。これに対して、VaronisのVP、Ron Bennatan氏は新たな視点を提供しています。「もはや問題は、ユーザーがデータにアクセスできるかどうかではなく、エージェントが意図した通りに動作しているのかどうかです。」
Agent IBACの役割と機能
Agent IBACは、AIエージェントによって実行される操作が、事前に与えられた指示と一致しているかを確認する仕組みです。不一致な操作があった場合には、警告を発するか、直接ブロックすることが可能です。エージェントが予期しない行動を取った場合、Atlasは関連するIDを隔離し、その後の操作を制限することもできます。
主要機能としては、以下の点が挙げられます。
- - 意図ドリフト検出: エージェントが受けた指示と行動のズレを検知。感度設定は3段階から選択可能です。
- - 継続的評価: セッション内の全ての操作をチェックし、蓄積されたリスクを認識します。
- - Quarantine(隔離): 違反が見つかった際、設定した期間内にセッションやIDを停止します。
- - Human-in-the-Loop: 自動封じ込めではなく、人による確認が必要なケースにします。
- - 完全な監査証跡: Atlasの操作履歴を詳細に記録し、コンプライアンスを強化します。
Agent IBACは、Claude Code、Cursor、GitHub Copilot、Microsoft Copilot Studioなどの既存のエージェントやAIツールと連携できるため、無理なく導入が可能です。この機能はすでにVaronis Atlasの顧客に提供されており、AIエージェントが全体の開発から実行環境に至るまで安全に保護されることを目的としています。
Varonisについて
Varonisは、自社のプラットフォームを通じて、AIとデータを安全に活用できる環境を提供することを目指しています。企業が保有する重要なデータを自動的に可視化し、各プロセスにおいてセキュリティを確保する役割を果たします。世界中の数千の組織がVaronisの24時間体制の対応サービスを利用して、AIの導入やデータ漏洩の防止を実現しています。
新機能Agent IBACの詳細については、Varonisの公式ブログやデモから確認することができます。