北こぶしリゾートの挑戦
2020-07-01 19:39:46

北こぶしリゾートの挑戦!60周年記念事業と新たな取り組み

北こぶしリゾートの挑戦!60周年記念事業と新たな取り組み



知床に位置する「北こぶしリゾート」は、創業60周年を迎え、新たなグループ名「北こぶしリゾート」に生まれ変わりました。このリブランドには、知床の美しさを保ち続けるという決意が込められています。1960年に設立された小さな旅館が、今や3つの宿泊施設を擁する大きなリゾートへと成長しました。これまでの歴史と共に、北こぶしリゾートの新しい未来を展望していきます。

グループ名変更の背景



当初は「桑島旅館」として始まった北こぶしリゾート。2013年には株式会社知床プリンスホテルと経営統合し、今日の形となりました。その過程で培った経験やお客様との絆を大切にするため、グループ名を「北こぶしリゾート」と改称しました。また、リブランドに伴いロゴデザインも一新され、これまで以上に地域資源を大事にした運営を行っていくことが強調されています。

新たに公開された公式ホームページでは、リニューアルされた内容や情報が盛りだくさんです。ぜひサイトご覧いただき、新しい北こぶしリゾートの魅力を発見してください。

創業60周年キャンペーン「知床を、つづけていく」



この条件を受けて、記念キャンペーンスローガン「知床を、つづけていく」が設けられました。これを表現するために、アニメーション作家の加藤隆氏を起用し、新しいTVCMが制作されています。

加藤氏は、知床での体験を基にしたアニメーションを通じて、地域の魅力を伝えるという新たな試みに挑戦しました。このCMは2020年7月から放送が開始され、YouTubeや公式ウェブサイトでも見ることができます。映像制作に対する加藤氏の情熱が感じられるストーリーが展開されています。

「クマ活」活動の立ち上げ



知床の自然環境を守る中で、ヒグマの生息環境についても関心を寄せています。知床のヒグマは、その生態系において重要な役割を果たしていますが、人慣れが進むことで様々な問題が発生しています。これを受け、「クマ活」と名付けた新たなCSR活動が始まりました。

この活動では、知床財団と協力し、ヒグマの棲み処や安全な環境を保つための取り組みを行っています。具体的には、草刈り作業などを行い、その中で地域住民とのつながりを深めることを目指しています。参加者への意識づけや共通グッズの作成も行うなど、ユニークな活動が展開されています。

知床オリジナルブレンドコーヒー「KITAKOBUSHI COFFEE」



60周年を記念して、特別なコーヒーも誕生しました。第15代ワールド・バリスタ・チャンピオンの井崎英典氏が監修した「KITAKOBUSHI COFFEE」は、知床の自然を感じさせる5種類のブレンドが特長です。このコーヒーは、ホテルのルームサービスとして楽しめるほか、オンラインストアでも購入が可能です。

井崎氏の感性を活かしたブレンドは、知床の豊かな自然環境を象徴する香りと味わいが楽しめます。また、このコーヒーのパッケージアートは著名な画家杉戸洋氏が手掛け、視覚的にも魅力的な一品となっています。

おわりに



北こぶしリゾートは、創業60周年を抱きしめ、新しい試みを通じて地域と共に歩む姿勢を示しています。知床の自然や文化を継承し、未来へとつなげていくその道のりは、訪れる人々に感動を伝えられるはずです。今後の展開に期待をしながら、北こぶしリゾートの魅力を味わってください。

会社情報

会社名
株式会社知床グランドホテル
住所
北海道斜里郡斜里町ウトロ東172番地
電話番号
0152-24-2021

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。