岡山大学、地域連携を強化する情報交換会を開催
2025年8月29日、岡山大学の総合技術部は長岡技術科学大学を訪れ、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)に参加する5大学との情報交換会を開催しました。このイベントは、大学間での共同研究や技術共有を促進することを目的としています。
参加大学と情報交換の概要
本会議には、長岡技術科学大学をはじめ、千葉大学、大阪公立大学、九州工業大学などが参加しました。岡山大学からは、総合技術部の田村義彦部長や堀格郎課長などの技術職員が出席し、遠隔操作技術に関する情報交換を行いました。
会場では、長岡技術科学大学の分析計測センターにて、顕微鏡やXRD装置を用いた遠隔操作の実演が行われ、参加者は実際にリモートでの操作を体験しました。この取り組みは、技術職員のスキル向上を図るための重要なステップとの位置づけです。
遠隔操作技術の実演と課題
遠隔操作の実演では、VPN接続やZoomを使用した操作について、技術者から詳細な説明がありました。参加者たちは、それぞれの大学が取り組む遠隔操作技術の利点や課題について意見を交わし、さらなる改善点を探求しました。これにより、各大学の技術職員間での協力が一層強化されました。
大学間の協力と今後の展望
情報交換会では、本学の総合技術部の組織構成や活動内容が紹介され、さらなる連携強化の必要性が強調されました。参加大学間での遠隔操作の教育や分析支援がどのように実施されるかについて、具体的なケーススタディを基に活発な議論が展開されました。
今回の訪問を通じて得られた知見は、岡山大学の研究基盤の強化やリモートアクセスを利用した研修に活用される予定です。また、他の大学や研究機関との連携を推進し、全国的な研究職員のスキルアップを目指しています。
佐藤副理事のコメント
このイベントについて、岡山大学の総合技術部本部長である佐藤法仁副理事は「J-PEAKS事業の一環として、様々な取り組みを通じて研究大学群の形成を進めています」と述べています。また、定期的な意見交換会を開催し、各大学間の親睦と共同研究の可能性を高めていく考えを示しました。
岡山大学の取り組みを広報
岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学としての役割を担い、持続可能な社会の実現に向けた研究を進めています。今後も、J-PEAKS採択大学としての取り組みにご期待ください。
参考情報
岡山大学の詳細については、
岡山大学公式サイトをご覧ください。また、J-PEAKSに関する最新情報については、専用のホームページも併せてチェックしてください。