FinanScopeが生成AI機能を導入しIPO申請を効率化する新機能を発表！

FinanScopeが生成AI機能を実装

株式会社デジタルキューブが展開するクラウドサービス、FinanScopeは、2025年7月に新たに生成AI機能をリリースすることを発表しました。この機能により、上場準備に必要なIPO申請書類の作成が従来の半分の時間で可能になるという朗報です。これにより、IPO実務未経験の新任社員でも精度の高い書類が作成できるようになります。

新機能の概要

FinanScopeの生成AI機能は、企業が上場する際に必要な申請書類を自動生成することを目的としています。このシステムでは、企業のWebサイトから情報を抽出し、上場審査に適した標準フォーマットに沿って、申請書類の原稿を自動的に生成します。特に特徴的なのは、多角化企業やグループ企業における情報の一括処理が可能な点です。これにより、各事業やグループ会社の情報を効率的に整理し、申請書類が批評されることなく整うことが期待されます。

さらに、段階的な処理システムを採用しているため、企業の規模や事業の複雑さに関係なく安定した処理が行えます。これにより、最後まで一貫した申請書類の作成が保証されるのです。

開発の背景

IPO申請には、頻繁に100ページ以上の説明資料が必要とされ、従来は書類作成に約200時間を要していました。このプロセスには、外部のコンサルタントや専門家による高額な費用が伴うことが多く、企業にとっては大きなコストが課題となっていました。デジタルキューブは、これらの課題を解決するために、ヘプタゴンとの協業により実用的なAI機能の開発に取り組んでいます。

ヘプタゴンは、AWSパートナー企業として数多くのクラウドソリューションを手掛けており、その実績を生かして信頼性の高いAI機能を構築しています。

導入効果

新機能の実装によって実現する効果は以下の通りです。

- 作業時間の大幅短縮：これまで1ページ作成に2-3時間を費やしていた業務が、1時間に短縮される見込みで、全体として200時間の業務が100時間で完了。
- コスト削減：重要な部分のみ外部専門家に依頼することにより、コストを約70％削減可能。
- 人材活用の拡大：IPOの実務経験がない社員でも、専門的な内容に対応できるようになります。

今後の展開

FinanScopeは、今回のAI機能をスタート地点に、さらなる業務のAI化を進める計画です。内部統制書類の作成支援や監査対応資料の自動生成など、迅速且つ正確な業務効率化を目指していくとのことです。

無料相談会の実施

FinanScopeでは、新機能についての無料相談会も実施しています。IPO準備に関する業務の効率化やAI機能の活用方法について、専門家が個別にアドバイスしてくれるこの機会は、特にIPOを目指す企業にとって貴重です。相談会への予約は、こちらのリンクからできます。

FinanScopeについて

FinanScopeは、企業の上場準備を包括的に支援するクラウドプラットフォームです。タスク管理やドキュメントの共有を通じて、上場プロセスを円滑に進行させるサポートを行っています。監査法人や証券会社との連携もスムーズに行えるため、経営陣から実務担当者まで、すべての関係者が効率的に協力できる環境を実現します。