GMOが初めて提供する「GMOセキュリティ24」とは
2025年2月6日、GMOインターネットグループは新たな取り組みとして、24時間無償で利用可能なネットセキュリティサービス「GMOセキュリティ24」を開始しました。このサービスは、誰でも気軽にインターネットのセキュリティを強化できることを目指し、特に次の2つの機能を提供しています。
1.
パスワード漏洩・Webサイトリスク診断
2.
セキュリティ相談AIチャットボット
この取り組みは、サイバー攻撃の手法が急速に進化し、インターネットの安全性が脅かされている現状に対するGMOインターネットの決意を反映したものです。様々なビジネスや個人が、今やサイバーリスクに直面している時代にあって、GMOはこの新サービスを通じてネットの安全を守る訴えを強化しています。
ネットセキュリティが必要な時代
近年、サイバー攻撃の手法は高度化し、多様化してきています。国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の報告によると、2023年にはおよそ6197億パケットのサイバー攻撃関連トラフィックが観測され、2015年と比較して約9.8倍の増加を記録しています。特にランサムウェア攻撃によって多数の企業が業務停止や顧客を失うなどの影響を受けている状況です。これにより、企業や個人の日常生活が脅かされています。
GMOインターネットグループの意図は、こうした状況において、手軽に利用できるセキュリティ対策を提供し、より安心なインターネット社会の実現に寄与することです。
「GMOセキュリティ24」の機能
「GMOセキュリティ24」の特徴となる2つのサービスについて詳しく紹介します。
1. パスワード漏洩・Webサイトリスク診断
この機能は、ユーザーがメールアドレスや特定のWebサイトのURLを入力することで、セキュリティリスクを簡単に診断できます。診断は24時間365日無料で行われ、特にWebサイトに関しては脆弱性やなりすまし、盗聴など4つの項目を一括で確認できます。
2. セキュリティ相談AIチャットボット
このAIチャットボットは、GMOの各社からの知見を学習しており、ユーザーのセキュリティに関する不安や疑問に回答します。年中無休で支援を提供するこのサービスは、多くのインターネットユーザーにとって便利な存在になることでしょう。
GMOインターネットグループの理念
この新サービスの背景には、GMOインターネットグループが掲げる「すべての人に安心な未来を」という理念があります。GMOは1995年以来、多くのインターネット関連事業を展開し、セキュリティ分野でも様々な取り組みを行ってきました。従業員に対するセキュリティ講習を通じて、社員全員がセキュリティ意識を持つことを促進しています。
今後の展望
GMOインターネットグループは、セキュリティサービスのさらなる展開を計画しています。2025年3月6日には、サイバーセキュリティに多大な貢献をした人々を表彰する「GMOサイバーセキュリティ大会議」を開催する予定です。このようなイベントを通じて、セキュリティの重要性を広く伝え、インターネット環境の向上に寄与する活動を続けていく意向です。
提供方法
「GMOセキュリティ24」へのアクセスは、GMOの専用サイトから行えます。ユーザーは、必要な情報を入力するだけで簡単に診断ができます。この手軽さも、より広く多くの人々に提供される要素として重要です。
今後もGMOインターネットグループは、「ネットのセキュリティもGMO」のフレーズのもと、様々な人々が安心してインターネットを利用できる未来を実現すべく、このプロジェクトを推進していきます。