ローム株式会社の新たな取り組み
ローム株式会社(本社:京都市)は、2027年度からスタートするエレクトロニクス分野の研究テーマを募集しています。この公募は、同社が研究開発の向上や半導体技術の進展を目指すもので、大学や高等専門学校、公的研究機関に所属する研究者に向けられています。
研究公募の目的と内容
この取り組みの中心には、研究者による積極的なテーマの提案が位置づけられています。ロームは、単にプロジェクトを立ち上げるだけでなく、発展型の共同研究や、若手研究者のユニークな視点を活かした提案も推奨しています。採択されたテーマは、ロームとの共同研究として実施されるため、研究者にはロームが保有する計測機器や機械設備の利用が可能です。さらに、具体的な開発や検証を行うためのPoC(Proof of Concept)開発も支援されます。
公募の対象者と採択件数
公募の対象となるのは、大学、高等専門学校、および公的研究機関に所属する研究者です。個人として応募することもできますし、グループとしての応募も可能です。重要なのは、応募時点で研究者が所定の機関に在籍していることが求められます。
2027年度に新規で採択される件数は約5件を予定しており、これまでの採択実績も示されています。最近の各年度の採択件数は、2023年度が4件、2024年度・2025年度が5件、2026年度が4件となっています。
研究の概要と研究費の詳細
募集されている研究テーマは、2027年4月1日以降に開始される予定で、最長3年度に渡ることが可能です。研究費は、1件あたりの上限が税別250万円で、こちらには間接経費も含まれます。
対象分野は非常に広範囲で、新領域分野、実装研究分野、MEMS研究分野、パワーエレクトロニクス、LSI研究、生産技術、そして研究開発環境の改善と活性化が含まれています。このように多様な分野に対する応募が受け付けられることで、研究者の幅広いアイデアが集まることが期待されています。
応募期間と手続き
応募受付の期間は、2026年9月14日(月)正午から始まり、2026年11月16日(月)正午までとなっています。公募の詳細につきましては、ロームの公式ウェブサイトにある研究公募ページで確認いただけます。この機会を逃さず、新たな技術革新に貢献するチャンスをお見逃しなく。
終わりに
ロームの研究公募制度は、エレクトロニクス技術の未来を切り開く重要な一歩です。これからの時代を担う若手研究者や先進的なアイデアを持つ研究者の応募を心待ちにしています。新しい技術が生まれる場として、ぜひ皆さんの参画を期待しています。