セイコーソリューションズが切り拓く新しい融資業務の未来
セイコーソリューションズ株式会社は、金融業務における革新を目指して新しいサービス「融資クラウドプラットフォーム3.0」を導入しました。このサービスは、申込から審査、契約、債権管理といった一連のプロセスをデジタル化し、金融機関、お客様、住宅販売業者、保証会社がクラウド上で連携できるようにしています。
「融資クラウドプラットフォーム3.0」の特徴
この新しいプラットフォームは、ただお金を貸すだけのサービスではありません。お客様のライフイベント、例えば結婚や出産、住宅購入に合わせて最適な資金サポートを提案することができるのです。セイコーソリューションズは、最新のAI技術や高いセキュリティ機能を活用し、金融機関とお客様の間に価値のある関係を築くことを目指しています。
1. 申込・審査のデジタル化
事前申込・事前審査
- - 直感的に操作できるユーザーインターフェースを採用
- - JPKIやマイナーポータルとの連携で入力負担を軽減
- - マイページ機能を通じてオンラインで申請や償還明細を管理可能
- - 今後、対話型AIによる入力補助機能も登場予定
本申込・本審査
- - 保証会社との自動連携により、契約プロセスがスムーズに
- - 重要事項説明を動画で行い、非対面契約もサポート
- - AIがスコアリング審査や不正検知を担当し、安心感を提供
2. 契約・実行の効率化
- - AIによる面談記録の自動作成や要約が可能
- - 職員向けの進捗管理機能により、業務のチェック漏れを防ぎます。
- - 債権書類保管の電子化や長期保存管理が行え、効率的な運用を実現しました。
期待される効果
金融機関にとっては、業務の効率化や新たな融資提案を通じて競争力が強化されると期待されています。具体的には、煩雑な手続き業務のミスを軽減し、お客様への提案にかける時間が増えるというメリットがあります。また、データを活用することで、お客様のニーズをより深く把握できるようになります。
お客様側にとっても、申込時間と手間が大幅に縮小され、オンラインで自分の都合に合わせて手続きができる環境が整いました。マイページからは進捗状況も確認でき、個別の融資提案が受けられるという利点があります。
今後の展望
「融資クラウドプラットフォーム3.0」は、さらなる機能の追加を計画しています。特に、AIによる交渉記録の要約やレコメンド機能、延滞債権管理機能などが今後のリリースで期待されます。
2025年10月には、東京国際フォーラムで開催される「FIT2025」にて、金融業務のデジタル化に関するセミナーを実施し、このプラットフォームの有用性を広める予定です。セイコーソリューションズの最新の取り組みについて、ぜひ注目してみてください。