屋久島「たんかん」
2024-12-09 17:20:13

屋久島の特産品「たんかん」樹齢100年を目指す三升農園の挑戦

屋久島の宝「たんかん」の魅力



屋久島は、自然が豊かで多様な生態系が広がる特別な場所です。この地で育まれる「たんかん」は、約65年前から栽培されている南国の果実であり、今や屋久島の特産品として全国に知られています。たんかんは、みかんに比べビタミンCが1.3~1.5倍含まれており、
βカロテンやクエン酸、ビタミンPなどの栄養素が豊富で、健康や美容にも良い影響を与えると言われています。

特産品としての「たんかん」



屋久島の特産品となった背景には、この果実が持つ栄養価の高さと、環境条件が大きく関わっています。冷たい風が吹き、亜熱帯からの温暖な気候が相まって、長寿木から収穫されるたんかんは特に美味しいのです。しかし、多くの農園では、若い木が見栄えが良く、管理がしやすいとの理由で、たんかんの長寿木が敬遠されています。

三升農園の取り組み



この状況を変えたいと考えたのが、三升フルオール株式会社の坂元和博氏が率いる三升農園です。彼らは、長寿木から収穫する屋久膳たんかんの価値を広めることで、地域活性化を目指しています。具体的な取り組みの一環として、適地適作、環境整備、高品質な農産物の生産を進めています。

持続可能な農業の実現へ



三升農園は、農業環境と生物の共存を重視し、土壌の改善、環境整備に力を入れています。農業害獣の対策や、台風によって被害を受けた木々の植え替えも資金を使って行う予定です。また、農業の後継者不足に悩む中、地域の農家と協力し、技術指導や資材供給を行うことで、持続的な農業の実現を目指しています。

美味しさを届けるプロジェクト



三升農園では、たんかんを使った自慢のジュースも販売予定です。屋久膳たんかんを100%使用したこの手作り果汁は、しぼりたての甘みをそのまま楽しむことができる商品です。冷凍してシャーベットにすることで、また異なる楽しみ方もできます。これにより、消費者は屋久島の恵みを味わいつつ、農園の支援にも繋がります。

Makuakeでの挑戦



現在、三升農園はクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」でプロジェクトを立ち上げ、多くの支援をお願いしています。目標金額100万円のこのプロジェクトは、2025年1月30日までの受付となっています。開花するたんかんの美味しさを存分に楽しむため、皆様の力を貸していただけると嬉しいです。

三升農園の取り組みは、単なる果物の栽培に留まらず、地域の未来を見据えた持続可能な農業を実践しています。「たんかん」を通じて、皆さんもこの壮大なプロジェクトに参加し、屋久島の自然と共に歩むことに貢献しましょう。


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会社情報

会社名
三升フルオール株式会社
住所
東京都中央区銀座3-14-18JOKARI GINZA5階
電話番号
03-5542-0602

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