JR東日本グループの「農業リサイクルループ」の拡大
日本国内での持続可能な社会の実現を目指し、JR東日本グループは「農業リサイクルループ」の取り組みを拡大しています。グループのビジョン「勇翔2034」に基づき、サーキュラーエコノミーの推進に向けて、様々なアプローチを取っています。特に、首都圏と仙台エリアに注目した新しいプロジェクトが始まりました。このプロジェクトでは、食品廃棄物を再資源化し、その結果生産された肥料を使ってお米を育て、JRグループの飲食店で提供する取り組みが行われます。
1. 農業リサイクルループの実現
JR東日本グループは、駅ビルやエキナカなどの施設から発生する食品廃棄物のリサイクルを進め、株式会社Jバイオフードリサイクルおよび株式会社東北バイオフードリサイクルを通じて、肥料を生産し、その肥料を使用してお米を栽培します。首都圏では、JR東日本クロスステーションがJバイオから肥料を仕入れ、上野駅近くの飲食店「のもの居酒屋“かよひ路”」にて提供されることになっています。さらに、仙台エリアでも同様に、食品廃棄物をリサイクルした肥料を使用して、地元で栽培されたお米を提供する飲食店が登場します。
2. JR-Crossの取り組み
JR-Crossでは、茨城県の「ソメノグリーンファーム」と連携し、Jバイオの発酵残渣由来の肥料を利用したお米「にじのきらめき」を栽培しています。このお米は、上野駅の「のもの居酒屋“かよひ路”」で提供され、すべてのご飯メニューに使用されます。提供は2025年11月20日から約3週間行われる予定です。
提供店舗情報
- - 店舗名: のもの居酒屋「かよひ路」上野店
- - 場所: JR上野駅3階入谷改札外
- - 営業時間: 11:30~14:30 / 16:00~22:00(L.O. 21:30)
3. 仙台エリアでの取り組み
また、仙台エリアでは「鈴木有機農園」が地元の肥料を使って育てたお米「ササニシキ」が、仙台ターミナルビル内の飲食店「すし哲」で提供されることも注目されています。このように、地域で発生した廃棄物を地域内で再資源化し、食品として利用する地産地消型のサイクルを形成することで、持続可能な取り組みが実現します。
4. 今後の拡張計画
JR東日本グループは今回の取り組みに留まらず、さらなる農業生産者との連携を進め、農業リサイクルループの拡大を図ることで、持続可能な社会への貢献を目指します。これにより、地域経済の活性化や環境への負荷軽減を実現し、サステナブルな未来を築く一助となります。
この「農業リサイクルループ」を通じて、JR東日本グループが提案する新しい形のエコロジーシステムには、多くの期待が寄せられています。私たちの食卓に届くまでの道のりを知ることで、環境への理解が深まり、より良い未来に向けての一歩を踏み出すきっかけとなることでしょう。