八戸えんぶり開催
2025-02-03 10:51:41

八戸市の春を彩る伝統行事「八戸えんぶり」2025年に開催

伝統の春を呼ぶ祭り「八戸えんぶり」



2025年2月3日、青森県八戸市で開催される「八戸えんぶり」は、地域に春をもたらす伝統的な郷土芸能です。日時は令和7年2月17日から20日とされ、期間中は約30組の「えんぶり組」が八戸市中心街や市内の各所で舞を披露します。

えんぶりの魅力



えんぶりは、800年以上の歴史を有し、地元の人々にとって冬の終わりを告げる重要な行事です。この祭りの最大の特徴は、重厚感のあるお囃子と華やかな衣装、そして力強い舞です。特に見どころとされるのは、舞手の「太夫」が馬の頭を模した華やかな烏帽子をかぶり、頭を大きく振りながら踊る「摺り」という舞です。この動作は「田んぼの上をならすように摺る」と言われ、冬眠している田の神を呼び起こす意味を持っています。

子どもたちによる「えびす舞」「えんこえんこ」「大黒舞」「松の舞」といった祝福芸も盛り込まれ、華やかな衣装を纏った子供たちの姿は観客を惹きつけます。このように、えんぶりは舞を通じて、豊作への感謝と春の訪れを祝い、地域の人々の絆を深めてきました。

行事の告知



「八戸えんぶり」は、特に次のイベントに注目が集まります。

  • - 奉納摺り: 長者山新羅神社に集まる全えんぶり組が神前で舞を奉納し、冷たい早朝の中で厳粛な雰囲気が漂います。
  • - えんぶり行列/一斉摺り: 長者まつりんぐ広場を出発し、中心街まで行列を成し、「一斉摺り」と呼ばれる大規模な舞が披露され、その様子は圧巻です。
  • - 御前えんぶり: 八戸市長や関係者の前で舞が披露され、一般向けにも公開されます。
  • - 史跡根城での公演: 日本100名城の一つ、史跡根城で行われる有料公演では、独特の歴史的背景の中でえんぶりが楽しめます。
  • - お庭えんぶり: 明治時代に建てられた国登録有形文化財「更上閣」の庭での公演は、贅沢な雰囲気が魅力的です。
  • - かがり火えんぶり: 夜の八戸市庁前広場で行われ、夜空を背景に踊る太夫たちの姿が一層幻想的に映えます。

このように、多彩なイベントが行われる「八戸えんぶり」は、地元の人々と観光客がともに楽しむ機会です。具体的な日程や出演組については、VISITはちのへの公式HPで確認ができます。

八戸市の魅力



八戸市自体は、青森県の南東部に位置し、水産業や工業が盛んです。美しい種差海岸や地元の食文化が訪れる人々を魅了します。「八戸前置さば」や「八戸せんべい汁」などの名物料理、さらにユネスコ無形文化遺産に登録された八戸三社大祭や八戸えんぶりといった歴史的なイベントに触れることができます。

豊かな自然と深い歴史が息づく八戸市を訪れ、この歴史ある伝統行事「八戸えんぶり」を楽しんでみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
八戸市
住所
青森県八戸市内丸一丁目1番1号
電話番号

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