日本酒輸出新会社設立
2016-07-04 08:00:05

ロブション2世が日本酒輸出の新たな道を切り開くJAPAN EXQUISE設立

ロブション2世が日本酒の海外進出に挑む



フランス料理界の巨匠ジョエル・ロブション氏の息子、安部ロブション龍依氏が新たに設立した『JAPAN EXQUISE株式会社』が話題です。この会社は、日本酒を中心とした日本の魅力あふれる食品や伝統工芸品を海外へ展開することを目的としています。安部ロブション氏は、幼少期から世界の食文化に触れ、多彩な経歴を持つ彼の視点とネットワークを生かして、日本の魅力を届けようとしています。

日本の優れた文化を世界へ



日本酒を世界に広めるために設立されたJAPAN EXQUISE株式会社は、フランス、モナコ、スイス、ベルギー、イタリア、スペインなど、フランスを中心とした欧州諸国や、中国、台湾、香港、マカオ、シンガポール、さらには米国のニューヨーク、ヒューストンまで、さまざまな国へアプローチします。日本の「美味しい」「美しい」「素晴らしい」「高貴な」といった文化と食を、世界へ届けることを目指します。

安部ロブションの経歴



安部ロブション氏は、フランスワインの輸入会社を経営し、さまざまな国際的な食に関わってきた豊富な経験を持っています。彼はブルゴーニュのワイン騎士団審査員や、福岡市とボルドー市公認のワインバーのアンバサダーを歴任しており、ワイン業界でも高い評価を受けています。これらの経験を活かし、日本の日本酒をフランスのミシュラン星付きレストランに提供する計画を進めています。

フランスでの新会社設立



JAPAN EXQUISEとともに、フランスパリに『ATTENTION SAKE』という新たな貿易会社も設立しました。こちらの代表は、パリの高級店「ジョエル・ロブション」の元チーフソムリエ、アレッシオ・デルフィノ氏です。彼はフランス国内の料理人やソムリエ業界に強い影響を持ち、ネットワークを駆使して日本酒を普及する役割を担います。

この新会社を通じて、安部氏とアレッシオ氏は、日本とフランスの泥沼なネットワークを活用し、日本酒の戦略立案からプロモーション、流通までの全てを一手に引き受けることが可能になります。

今後の展望と試飲会



今後の予定として、2016年9月25日にフランスの老舗高級ホテル『Le Bristol Paris』で日本酒の試飲会を開催する予定です。この試飲会には、約10社の酒蔵が参加し、自慢の日本酒をフランスの著名シェフやソムリエたちにPRします。この試飲会を通じて、フランス国内のミシュラン星付きのレストランへの流通の第一歩を踏み出すことが期待されています。

新会社の概要



  • - 商号: JAPAN EXQUISE株式会社(ジャパン・エクスキーズ)
  • - 所在地: 東京都港区芝2-12-13
  • - 代表取締役: 安部ロブション龍依
  • - 事業内容: 日本酒など日本産品の輸出入業務、プロモーション、コンサルティング

  • - 商号: ATTENTION SAKE(アトンシオン・サケ)
  • - 所在地: 31 RUE DU FAUBOURG DU TEMPLE, Paris, FRANCE
  • - 代表取締役: アレッシオ・デルフィノ
  • - 取締役: 安部ロブション龍依、斎藤正城

フランスの食文化と日本酒が結びつくことで、両国の架け橋となる新たな時代が訪れることが期待されています。

会社情報

会社名
JAPAN EXQUISE株式会社
住所
東京都港区芝2-12-13ASITIS芝4F
電話番号
03-6722-0453

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