発達支援研究受賞
2024-09-17 10:59:03

発達支援に関する共同研究が評価され、受賞の栄誉を獲得

共同研究が評価され受賞、発達支援の新たな可能性



発達支援の分野において、アース・キッズ株式会社とマスセット株式会社、株式会社チャイルド社の3社が連携した共同研究が、「日本ストレスマネジメント学会 第22回学術大会」で研究奨励賞を受賞しました。この研究では、バランス感覚の向上が子どもたちに与えるポジティブな感情の効果について検討されています。

研究の背景と目的



この共同研究は、児童発達支援を行うアース・キッズが、発達に課題のある子どもたちに対する支援方法を探るために、パートナー企業とともに実施しました。特に注目されたのは、「バランス感覚の向上」を通じて、どのようにポジティブな感情を引き出せるかという点です。現在、発達障害を抱える子どもたちへの適切な療育の重要性が広く認識されていますが、その療育が持つ楽しさや恩恵を具体的に明らかにすることが目標となりました。

研究方法と結果



研究は57名の子どもたちを対象とし、「ロッキングボール・クリアー」と「ウェイブバランス平均台」といった特別な用具を使用しました。これらの設備を通じて、子どもたちが自発的に活動を選択する形で進められ、使用した際にどのような気持ちを感じたかを評価しました。

調査の結果、バランス感覚の向上が子どもたちに「楽しい」「面白い」といったポジティブな感情を喚起させることが確認されました。これは、療育が子どもたちに提供する楽しさや喜びの重要な要素であり、今後の療育方法においても有効なアプローチとなるでしょう。

ただし、気持ち良さの感じ方には発達特性による差異が見られ、子どもたちの感覚の敏感さについても考慮する必要があることが示唆されました。これにより、各子どもに対する個別的な支援の重要性が再確認されました。

企業の協力による研究の実現



この研究は、アース・キッズ株式会社・土屋さとみ氏を中心に、桜美林大学の小関俊祐氏、マスセット株式会社の長尾雄介氏が共同で行いました。また、研究は株式会社チャイルド社の協調により進められ、子どもたちの健やかな成長のための新たな支援方法を提供するという目的も持っています。

社会へのメッセージ



アース・キッズは「すべての子どもたちが公平に可能性にチャレンジできる社会を創る」という理念のもと、児童発達支援に力を入れています。これに連携したサポート企業は、それぞれ異なる形で子どもたちの福祉や成長をサポートし、より良い社会の実現を目指しています。

この研究成果は、発達支援に新たな光を当てるものであり、未来の療育において大いに役立つことが期待されています。アース・キッズ株式会社は、今後もさらなる研究や取り組みを行い、すべての子どもたちにとっての安心できる環境作りに寄与していくでしょう。


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会社情報

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アース・キッズ株式会社
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