新しい採用スタイル「筋肉採用」が介護業界を変える！？

新たな採用スタイル「筋肉採用」とは

介護業界に新たな風が吹いています。株式会社VISIONARYがフィットネス団体APFと共同で開催した“APF VISIONARY TRYOUT CUP2025”では、筋肉を持つ人材をターゲットにした採用という斬新な試みがなされました。このイベントでは、出場者の体格やパフォーマンスが企業の担当者に評価され、実際に５社が新たな筋肉人材を採用するに至りました。

なぜ「筋肉人材」が必要なのか

近年、建設や物流、介護といった分野では、身体的な負荷を伴う業務に対しての人材不足が続いています。特に介護分野では、対面でのサービスを提供する必要があり、身体を使う仕事が多いことから、体力に自信のある人材の需要が増しているのです。そのような中で、「筋肉人材」はトレーニングによって養った体力や持続力が、業務の効率化に貢献することが期待されています。

フィットネスコンテストの新しい試み

“APF VISIONARY TRYOUT CUP2025”では、企業担当者が候補者を直接観察し、ドラフト形式で筋肉人材を評価しました。この新しいアプローチにより、見た目の印象や身体能力だけでなく、パフォーマンスや社交性が求められる場となったのです。そこから導かれた筋肉人材の採用は、企業にとっても新たな強みをもたらします。

企業の声

参加した企業の一つである株式会社まっちょホールディングスの代表、新田大介氏は「筋肉人材は、日常的にトレーニングを行なっており、その継続性が仕事の効率や正確性につながる」と語りました。さらに、採用担当である難波氏は「トレーニングサポートを福利厚生に組み込むことで、社員が意思を持って成長できる環境を提供することができている」ともコメントしています。

今後の展望

株式会社VISIONARYは、今後もフィットネスコンテストを通して新たな人材確保の機会を創造していきます。「筋肉採用」という新たな文化を広げるとともに、企業の健康や生産性向上にも寄与していくことが期待されます。将来的には、より多くの企業にこの取り組みの価値を広め、介護業界における人材確保の道を切り開いていく計画です。