はがきで国際貢献
2019-12-17 11:01:42
はがき一枚から始める国際貢献、途上国支援の新しい形
途上国を支援する新たな取り組み
年賀はがきや書き損じではがきを集めて国際支援を行う「あなたのはがきが、だれかのために。キャンペーン」が実施されます。これは、バングラデシュで働く少女たちを応援するための活動で、あなたのはがき一枚が教育の支援に繋がります。
このキャンペーンは2019年12月1日から2020年3月31日までの期間中に実施され、寄付金は少女たちの学びや生活を支えるために使われます。例えば、はがき10枚が一回分の読み書きの授業に相当し、25枚が楽しい料理教室の開催に結びつくというのです。
誰もが参加可能な仕組み
このキャンペーンは、特定の年齢層に限定されることなく、誰もが容易に参加できる点が魅力です。不要になったはがきや切手を提供するだけで、途上国の子どもたちの未来に貢献できるのです。特に、誤って書き損じたはがきや、喪中の場合の年賀はがきは有効活用できます。
寄付方法について
寄付は非常に簡単です。未投函の官製はがきや、未使用または使用済みの切手を封筒に入れて指定の住所に送るだけ。住所は東京都新宿区西早稲田にあるシャプラニールの事務局です。まずは参加してみてはいかがでしょうか。
シャプラニールの取り組み
このキャンペーンは、国際NGOのシャプラニールが行っています。シャプラニールは1972年に設立され、バングラデシュやネパールでの支援活動を通じて、「取り残された人々」の問題に取り組んできました。特に、児童労働を防ぎ、教育の機会を与えることに注力しています。
児童労働の現状
国際労働機関(ILO)によると、現在バングラデシュには33万人以上の児童労働者が存在するとされています。特に家事使用人として働く少女たちは、なかなか教育を受けることができず、過酷な環境に置かれています。シャプラニールはこのような少女たちを支援するため、教育センターを運営し、読み書きや生活スキルを教えています。
参加することで変わる未来
このキャンペーンに参加することで、あなたの小さな行動が未来の大きな変化を生むことになります。毎年多くの寄付が集まり、すでに2018年度には50万枚、1700万円分のはがきが寄せられた実績があります。先ずは自宅に眠っているはがきを整理して、参与しましょう。
最後に
この活動が広がることで、多くの少女たちが支援を受けられることを期待しています。来年の新たなスタートに、少しでも協力できると嬉しいです。詳しい情報や確認事項は、シャプラニールの公式サイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
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特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会
- 住所
- 東京都新宿区西早稲田2-3-1早稲田奉仕園内
- 電話番号
-
03-3202-7863