イタリアワイン商談会BORSA VINI 2024の開催レポート
イタリア大使館貿易促進部が主催した「BORSA VINI 2024」は、10月7日に大阪、9日に東京で開催されました。この商談会は、イタリアワイン業界の関係者を対象にした重要なイベントで、36社が大阪に、55社が東京に出展しました。中でも、17社は日本市場に未進出のワイナリーであり、これからの市場展開に期待が寄せられています。
会場では、イタリア産のワインに加え、スピリッツやノンアルコールビールなど多様な飲料が並び、訪れた業界関係者たちは商品の採用や新規取引の可能性を探るために活発に商談を行いました。
大阪会場には234名、東京会場には361名が訪れ、両会場ともに賑わいを見せました。特に注目されたのは、各会場で実施されたマスタークラスです。ここでは生産者が自らのワインを紹介し、参加者とのテイスティングセッションが行われました。ワインの魅力を直に感じることができ、多くの参加者が高い関心を示しました。さらに、ヴェローナ見本市によるVINITALYのプレゼンテーションもあり、イタリアのワイン業界の最新情報が多くの人々に伝えられました。
商談会後には、新しいビジネスチャンスが生まれることが期待されています。参加者からは、「新しいワイナリーと直接のつながりを持つことができた」との声が多く、新規取引先を開拓するきっかけとなったようです。今後、このイベントが契機となり、様々な商品が日本市場に流通することが望まれます。
また、イタリア大使館貿易促進部の公式ウェブサイトでは、出展社のオンラインカタログも公開されています。参加したワイナリーについての詳細情報が得られるため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
今後、BORSA VINIは定期的に開催される予定であり、出展社とバイヤーとの出会いの場としてさらなる発展が期待されます。イタリアの豊かなワイン文化が、今後も日本で楽しむことができる機会が増えることを願っています。詳細情報はここから確認できます:
BORSA VINI 2024
このように、BORSA VINIはただの商談会ではなく、イタリアワインの魅力を広め、日本市場への進出の橋渡しとなる重要なイベントです。業界関係者が集うこの場は、今後も注目の的となるでしょう。