「子どもの虐待防止推進全国フォーラム with ふくおか」のご案内
毎年11月は「児童虐待防止推進月間」とされ、厚生労働省が中心となって全国的に啓発活動が行われています。この取り組みの一環として、2021年11月7日(日)に「子どもの虐待防止推進全国フォーラム with ふくおか」が開催されます。ネーミングからもわかるように、このフォーラムは福岡県・福岡市・北九州市の共催で、どなたでも無料で参加できるオンラインイベントです。
基調講演とプレゼンテーション
今年のフォーラムでは、特に注目される2つの基調講演が行われます。
1.
大谷美紀子氏が「子どもの権利を守ることとは~世界の現状と国連の取組み~」というテーマで講演を行います。彼女は日本人として初めて国連子どもの権利委員会の委員長に選出された実績を持つ、権威ある人物です。
2.
犬山紙子氏が「追い詰められない育児のために」と題して、自身の経験を交えて育児についてコメントします。彼女はイラストエッセイストとしても知られ、特に育児問題に関して積極的に発言しているタレントです。
トークセッション
フォーラムの後半では多様な登壇者を迎えたトークセッションが開催されます。
- - てぃ先生として知られる男性保育士は、SNSを通じて多くの保護者に向けて楽しい子育ての情報を発信しています。彼の著書も大ヒットとなっており、その活動は全国に広がっています。
- - 髙祖常子氏はNPO法人の理事を務め、子育てに関連する多くの分科会やガイドライン策定に関与しています。幅広い専門知識をもって子育てと働き方のバランスについての重要な点を示唆するでしょう。
また、フォーラムでは、映画の監督やキャストも参加し、作品に関連するテーマでディスカッションが行われます。特に、令和3年12月3日公開予定の映画「189」から、加門幾生監督と灯敦生氏が登壇します。彼らは映画を通じて、児童虐待と体罰のない社会の実現に向けたアクションに関する意見を交わす予定です。
参加方法
フォーラムはYouTubeLIVEで生配信され、厚生労働省公式アカウントから視聴可能です。事前申し込みは不要で、どなたでも参加することができるため、多くの人々の参加を期待しています。また、フォーラムの詳細情報は厚生労働省の特設WEBサイトにも掲載されており、そちらを通じて最新情報を確認することができます。
まとめ
このフォーラムは、児童虐待という深刻な社会問題に対して一般市民が関心を持ち、理解を深める貴重な機会です。ライフスタイルが多様化している現代、周囲の子どもたちを守るために必要な視点や知識を得られる重要なイベントとなるでしょう。ぜひ、皆さんもオンラインで参加して、子どもたちの権利を守るための知識を増やしていきましょう。