フィルダクトの革新!3Dプリンターを活用した歯科サービスの最新情報
イノベーションの最前線に登壇
2025年2月25日、大和証券グループが主催する「第142回 Daiwa Innovation Network with 東京科学大学」イベントにおいて、株式会社フィルダクトの代表、金子奏絵が登壇しました。このイベントに参加したのは、最先端技術を駆使するスタートアップ企業7社で、フィルダクトはその中で特に注目を集めました。金子氏が提案したテーマは、「3Dプリンターを活用した歯科矯正サービスDPEARLと歯科医院DXソリューションの開発・提供」でした。
この講演では、フィルダクトの最新の取り組みや、同社がどのようにして歯科矯正サービスを革新しようとしているのか、具体的なビジョンが示されました。
DPEARLの革新性
フィルダクトの「DPEARL」は、3Dプリンター技術とCADが融合し、高品質かつコストを抑えた歯科矯正を実現する新しいモデルです。従来の半分の価格で提供可能なこのサービスは、現代のライフスタイルにマッチした柔軟性のあるシステムを導入しています。特に、全国に広がる提携クリニックでの検査や通院を通じて、患者がより身近に歯科矯正を実現できるようにしています。
また、DPEARLでは、定期的な通院を兼ねた月1回のフォローアップと、オンラインモニタリングアプリを活用した二重のサポートシステムを導入し、ユーザー体験を向上させています。
Medileapの導入
フィルダクトは、歯科医院向けのクラウド管理システム「MediLeap」も提供しています。このコントロールシステムは、各歯科医師が患者ケアに注力できる環境を構築するために必要不可欠で、患者のカルテや治療計画のシミュレーション、さらにはオンライン診療をモニタリングできます。これにより、歯科医院の効率化を推進し、患者へのサービス向上にも貢献しています。
歯科矯正のアクセスの向上
フィルダクトは、全国の歯科医院や技工所との密接な連携を通じて、歯科矯正をはじめとするオーラルヘルスサービスを一般の人々にももっと身近にしています。アカデミアの研究によれば、口腔内の健康と全身の健康との関連性がますます明らかになってきており、これにより予防的なオーラルヘルスの維持が求められています。しかし、歯科矯正には高額な費用や治療のための通院が障害となり、多くの人がその恩恵を受けられない現実があります。
フィルダクトは、最新の3D技術を駆使することで、これらの課題を解決し、より多くの人々に正しい歯科治療を受けてもらえるよう努力しています。新しい技術の革新性が、プロセスを変え、患者の生活を改善することに繋がるのです。
企業の未来と社会への影響
東京科学大学発の認定ベンチャーであるフィルダクトは、設立以来、特にオーラルヘルスの重要性を強調し続けています。その取り組みは、これからの社会にますます必要とされるでしょう。彼らのビジョンは、単なる技術革新にとどまらず、全体の医療システムを再構築し、未来の健康管理に大きな影響を与える可能性があります。
フィルダクトの今後の展開に、ぜひご注目ください。次世代の歯科医療を支える同社の挑戦から目が離せません。
会社概要
- - 所在地: 東京都港区六本木4-8-5 2F
- - 代表者: 代表取締役CEO 金子奏絵
- - 設立日: 2018年3月6日
- - 事業内容: 歯科関連事業、ヘルスケア関連事業
- - 公式サイト: フィルダクト
- - DPEARL公式サイト: DPEARL
- - MediLeap公式サイト: MediLeap