スマホサイト調査
2011-02-28 15:30:01

スマートフォンサイトのパフォーマンス調査結果が明らかに!

スマートフォンサイトのパフォーマンス調査結果



2023年に入って、ますます普及が進むスマートフォン。ネットサーフィンやオンラインショッピングを手軽に行うことができるこのデバイスですが、実際のサイトパフォーマンスはどうなっているのでしょうか。

Webサイトの評価や構築を手がけるゴメス・コンサルティング株式会社が発表した「スマートフォン・サイトパフォーマンス調査結果」によると、スマートフォン利用者の多くは、PC用サイトと同等のサイトパフォーマンスをスマートフォンサイトにも求めていることが分かりました。実際に58%の利用者がこれを求めており、表示速度が3秒を超えると離脱率が12%に、10秒を超えると20%に達するとされています。

調査の目的と内容


今回の調査は、スマートフォンユーザーのニーズに応えるため、特定の業界から選ばれた50サイトのトップページについて、専用の測定ツール「Keynote」を使用し、サイトパフォーマンスを検証しました。

調査結果の概要


1. 速い表示速度: 調査の対象となった全50サイトの中で、Amazon.co.jpが5.717秒で最も速く、その平均表示速度は20.170秒という結果が得られました。
2. 最適化されたサイトの傾向: スマートフォンに最適化された18サイトの平均表示速度は12.736秒ですが、最適化されていない32サイトは平均24.352秒と、両者の間には明らかな差があります。
3. 表示速度のばらつき: スマートフォンに最適化されたサイトでも、表示速度には大きな開きがあり、約5秒から約28秒まで様々でした。
4. 稼働率との相関関係: 速い表示速度を持つサイトほど稼働率も高い傾向が見受けられました。

トップ10サイトの紹介


以下は、表示速度の上位10サイトの一覧です。

順位 サイト名 表示速度(秒) 稼働率(%)
-----------
1 Amazon.co.jp 5.717 92.22
2 at home web 6.099 95.18
3 カブドットコム証券 6.157 95.18
4 大和証券 6.688 92.07
5 三井住友銀行 7.504 96.10
6 みずほ銀行 9.358 94.74
7 HOME'S 9.695 92.07
8 Yahoo!ショッピング 10.015 95.12
9 マネックス証券 10.499 93.33
10 ジャパンネット銀行 11.067 89.61

この調査結果は、スマートフォン向けサイトの設計には、ファイルサイズの圧縮やオブジェクト数の削減が不可欠であることを示唆しています。特に、Amazon.co.jpとat home webは、PCサイトに比べて機能とコンテンツを適切に絞り込むことで、サイトのパフォーマンスを向上させていました。

調査の意義


この調査から得られた知見は、企業がスマートフォン向けサイトを設計・改善する際に非常に重要です。スマートフォン利用者の特性を考慮に入れつつ、効率的に情報提供することが求められています。ゴメスは、こうしたパフォーマンス向上施策を提供し続け、インターネットの利便性を高めています。

おわりに


スマートフォン利用が日常化する中、サイトパフォーマンスの重要性はますます増してきています。今後の改善施策によって、より多くの利用者に選ばれるサイトが生まれることを期待しています。

会社情報

会社名
モーニングスター株式会社
住所
東京都港区六本木1-6-1泉ガーデンタワー泉ガーデンタワー15階
電話番号
03-6229-0810

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