吹田市が公共施設にEV充電器導入!エネチェンジとの連携でゼロカーボンシティ実現へ
大阪府吹田市は、2050年までにゼロカーボンシティの実現を目指し、その取り組みの一環として、市内公共施設へのEV充電器導入を加速させています。同市は、EV充電インフラの拡大を目的として、エネルギーテック企業であるENECHANGE株式会社(エネチェンジ)と連携協定を締結し、協働でゼロカーボンシティの実現を目指しています。
本協定に基づき、吹田市は市内5つの公共施設に計20口のEV充電設備を導入することを発表しました。導入される充電設備は、エネチェンジが提供する「EV充電エネチェンジ」で、6kWの普通充電器となります。
導入施設は、目俵市民体育館、山田市民体育館、南吹田市民体育館、吹田市立総合運動場、吹田市立博物館の5施設です。各施設には4口ずつ設置され、2024年11月12日より順次運用を開始予定です。
吹田市は、多くの来場者が見込まれる公共施設へのEV充電器設置を進めることで、EVユーザーの利便性向上や充電インフラに対する意識向上を図り、市内へのEV普及を促進していく方針です。
エネチェンジが提供する「EV充電エネチェンジ」
エネチェンジは、2021年11月よりEV充電サービスを提供しています。「EV充電エネチェンジ」は、全国の商業施設、宿泊施設、オフィス、マンションなどに設置された3kW/6kWの普通充電器をご利用いただけるサービスです。
設置費用や月額費用が0円のプランを提供しており、充電設備の設置から運用までのトータルサポートが評価され、多くの事業者に選ばれています。2024年11月時点で、EV普通充電器(6kW)設置口数No.1※2を誇っています。
「EV充電エネチェンジ」は、スマートフォンアプリで充電器の空き状況確認、充電と決済が簡単に行えます。また、エネチェンジだけでなく、他社の充電スポット検索も可能です。車種登録すれば、充電料金とガソリン代の差額表示や最適な充電計画の提示も可能です。
吹田市の取り組みが示すEV普及への期待
吹田市は、公共施設へのEV充電器導入以外にも、集合住宅等への設置に向けた説明会を開催するなど、積極的にEV普及に取り組んでいます。
このように、行政と民間企業が連携してEV充電インフラを整備することで、EVユーザーの利便性向上や充電に対する意識向上を促し、さらなるEV普及を促進することが期待されます。