2025年大阪・関西万博に向けた「豊泉家メソッド」
豊泉家グループは、2025年6月23日(金)に大阪・関西万博のTEAM EXPOパビリオン内で、認知症に特化した新しいケアメソッド「認知症ケア豊泉家メソッド」の発表を行います。この発表では、高齢社会における認知症の現状を踏まえ、認知症を抱える人々が豊かに生活できる社会を実現するための取り組みが紹介されます。
認知症という現代社会の課題
現代の日本では、認知症は多くの人々にとって身近な問題となっています。日本政府は2040年を見据え、2024年1月1日より「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」を施行します。この法律は、認知症に対する理解を深め、共生社会の実現を目指すものです。
しかし、認知症に直面している多くの人々は、日常生活での困難や失われた生活の質への葛藤を抱えています。それに伴い、認知症をサポートする家族や専門職の心の負担も増加しています。
豊泉家メソッドの提案
「認知症ケア豊泉家メソッド」は、こうした現状を踏まえた新しいアプローチです。このメソッドを用いることで、認知症を有する方々が高齢になっても自分らしく生きられる社会を目指します。また、家族や専門家が心穏やかに向き合えるような環境を提供することを重視しています。
さらに、このメソッドでは「生涯ユニバーサルスポーツ棒サッカー」を取り入れ、認知症を有する方々が活動し、参加する機会を提供します。このスポーツを通じて、身体的・精神的健康を促進し、生きがいを見出す・挑戦することができます。
いのち輝く未来社会の実現
豊泉家メソッドの核心は、「いのちを輝かせる未来社会の創造」です。この理念は、認知症を持つすべての当事者が日々の生活で主体的に関わり、その個性や能力を最大限に発揮できる社会を実現しようというものです。認知症と生きる人々が、自分の人生を自らの手で形作ることができる世の中が求められています。
TEAM EXPO 2025との連携
豊泉家グループが参加する「TEAM EXPO 2025」というプログラムは、「みんながつくるワクワクが、きっと未来の社会にかわる」という理念のもと、多様な人々が共創する場です。このプログラムを通じて、認知症ケアの普及とそれを支える様々な活動を広げ、より良い未来を作り上げることを目指しています。
我々は、認知症の理解を深め、共生する未来の実現に向けて、皆様と心を一つにして取り組んでいきます。万博での発表が、その第一歩となることを期待しています。