植物触媒と光触媒の融合が実現した、室内空気質改善塗料
横浜市都筑区に本社を置くBANSEI INSIDE合同会社は、植物素材100%の植物触媒の総発売元として、住まいの室内空気質改善に取り組んでいます。2022年から水谷ペイント株式会社と共同開発を進めてきた、光触媒と植物触媒を融合させた室内専用塗料がついに完成し、2024年8月より全国の塗装会社へ製品供給を開始しました。
水谷ペイントの次世代型光触媒「ACコート」シリーズ
水谷ペイント株式会社は、2022年4月に内装用抗ウイルス・抗菌塗料「ACコートW」(内装・天井用)と「ACコートF」(床用)を発売しました。これらの塗料には、独自開発されたクラスター型光触媒が採用されています。これは、微粒子酸化チタンを無機バインダーで固めたもので、従来のナノサイズの光触媒と比べて、飛散リスクを大幅に低減しています。
「ACコート」シリーズは、抗ウイルス性・抗菌性試験で高い効果が確認されています。また、臭い分解除去性能も光触媒工業会基準を大きく上回っており、夜間や日光が当たらない場所でも、無機系の抗菌・抗ウイルス剤が効果を発揮します。さらに、低臭・低VOC、防カビ・防藻、F☆☆☆☆、防火認定(Wのみ)など、安全性と機能性を兼ね備えています。
植物触媒塗料が求められる理由
室内の化学物質対策
近年、健康住宅への関心が高まっている一方で、新築やリフォームで発生する「建材臭」や「新築臭」が問題視されています。これらの臭いは、ビニールクロスやクロス糊から揮発する揮発性有機化合物(VOC)が原因の一つと考えられています。
植物触媒塗料は、室内の天井や壁に塗布することで、これらのVOCを分解し、空気中の化学物質を低減します。さらに、植物触媒が生成するマイナスイオンは、空気中のプラスイオンを中和し、空気を浄化する効果も期待できます。
身体を酸化から守る対策
健康意識の高まりとともに、「身体の酸化」が注目されています。活性酸素は、体内の細胞を傷つけ、老化や病気の原因となることが知られています。
植物触媒は、空気中の活性酸素を分解し、身体への酸化作用を軽減する効果も期待できます。BANSEI INSIDE合同会社は、「すまいまるっとエイジングケア」を掲げ、住空間における酸化対策に取り組んでいます。
植物触媒のメカニズム
植物触媒は、植物由来の成分を特殊な技術で加工したものです。植物には、空気中の有害物質を分解する力があることが知られています。植物触媒は、この植物の力を応用して開発された技術です。
植物触媒塗料を施工することで、室内の空気中に浮遊する化学物質や酸化物質を分解し、マイナスイオンを発生させることができます。マイナスイオンは、空気中のプラスイオンを中和し、空気を浄化する効果も期待できます。
植物触媒配合建築資材
BANSEI INSIDE合同会社は、植物触媒を配合した様々な建築資材を開発しています。
壁紙(ビニールクロス)表面施工製品
室内塗料
フロアコーティング
原状回復施工(専用染色コート剤)
珪藻土
漆喰
* 和紙(研究開発中)
会社概要
会社名: BANSEI INSIDE 合同会社
代表取締役社長: 宮川 慎司
所在地: 横浜市都筑区中川1-4-1 ハウスクエア横浜住宅展示場No.6
ホームページ: https://banseiinside.co.jp/
※植物触媒®︎及びエイジングケアハウス®︎は当社の登録商標です。