ノウルヴィレッジ
2024-04-23 11:00:03
紫波町に誕生する新たな農と暮らしの拠点「ノウルヴィレッジ」
農と暮らしをつなぐ新たな拠点「ノウルヴィレッジ」
岩手県紫波町に位置する旧長岡小学校跡地では、新たな地域のコミュニティを形成する「ノウルプロジェクト」が進行中です。このプロジェクトの一環として、2024年4月23日から新しい住居棟「ノウルヴィレッジ」の入居者を募集開始します。
ノウルヴィレッジの概要
「ノウルヴィレッジ」は、元運動場を耕して形成された農業ファームと、高性能な住居が一体となった新しい生活空間です。ここでは、農業の専門家と住民が協力し合い、農作物や花を育てることを通じて、都市と農村の新たな関係性を築きます。これにより、農に触れつつもデザイン性の高い現代的な住宅での生活が可能となります。また、住居は高気密・高断熱の快適な環境を提供し、少しの暖房でも快適に過ごせる設計になっています。
敷地内には、会員制のサウナや地元の食材を使用した薪火料理が楽しめるレストラン「EGNE」があります。このオーベルジュでは、地元食材を活かし、シェフが手掛ける特別な料理を堪能できます。地元の産品を扱うグローサリーショップも併設され、充実したライフスタイルを提供します。
ノウルプロジェクトの背後にある理念
ノウルプロジェクトの大きな目標は、「都市と農村の結節点」としての役割を果たすことです。これは、その前段階として紫波町で始まった「オガールプロジェクト」の理念を引き継ぎ、民間と地方行政が連携する公民連携事業です。内閣府のデジタル田園都市国家構想の支援も受けており、地域活性化や移住促進を目指しています。
特に、地域での農業を通じて生活の質を向上させ、年々高齢化する地域においても健康寿命を伸ばすことを目指しています。また、ノウルプロジェクトでは、次世代農業を担う若者の育成にも力を入れ、2026年には新たな学校を設立予定です。
さらに、「ロスで、社会をもっと豊かに」をテーマにした企業、株式会社LOSS IS MOREもプロジェクトに参加し、持続可能な社会の実現に向けた施策を展開していきます。
快適な住環境と豊かな農業体験
ノウルヴィレッジの住居は、寒冷地向けに設計されており、太陽の光を取り入れた高断熱構造になっています。冬場の厳しい気候に対応するため、断熱性能は国交省基準を満たす上位等級7に達する見込みです。
入居の募集は2024年4月23日から始まり、2025年春を目途に入居を開始します。メゾネットタイプの2LDKは月々10万円、通常の2LDKは12万2500円と、地域の生活環境を考慮した価格設計がされている点も魅力的です。
農作物の生産に参加できる体験が豊富で、地域住民との絆を育む機会も提供されるため、アクティブなライフスタイルを求める方には特に適した住まいとなるでしょう。入居者同士の助け合いも期待され、昔ながらの農村の価値を新たな形で受け継いでいく試みです。
地域の魅力を再発見
ノウルヴィレッジは、シェフが手掛けたこだわりの食事を堪能しながら、美しい自然に囲まれた生活を送ることができる場所です。大きな窓から眺める風景は四季折々で異なり、居住空間としての魅力も際立っています。サウナやグローサリーショップなど、生活の質を高める施設もあり、心豊かな暮らしが実現できるでしょう。
紫波町での新しいプロジェクト「ノウルヴィレッジ」は、未来へ向けた新たな取り組みとして注目されています。この地で、自分自身の暮らし方を見直し、農との共生をはじめてみませんか?
会社情報
- 会社名
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株式会社マザー・オガール地方創生アカデミー
- 住所
- 岩手県紫波郡紫波町紫波中央駅前二丁目3番地12
- 電話番号
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