株式会社ビー・アンド・プラスの革新技術
埼玉県に本社を構える株式会社ビー・アンド・プラスは、最近、回転軸への後付けが可能な新たな分割リング型ワイヤレス給電モジュールを発表しました。この技術はスリップリングなどの摩耗部品を排除し、設定無しでメンテナンスフリーの安定した電力供給を実現します。この革新的な技術は、2026年4月8日から10日にかけてポートメッセなごやで開催される「ものづくりワールド名古屋 機械要素技術展」にて披露される予定です。
現在の課題と新技術の利点
今日、回転体に対する電力供給への需要は急増しています。特にインデックステーブルやロボットハンド、回転治具などにおいて電力供給が必要不可欠となってきています。しかし、従来のスリップリング技術には以下のような多くの課題があります。
- - 摩耗による交換コスト: スリップリングは使用するたびに摩耗し、定期的な部品交換が必要です。
- - 接触不良によるトラブル: 接触が不十分になると、電力供給が断続的になり、機器の動作に影響を及ぼします。
- - 設置工数の増大: スリップリングを設置するための作業が煩雑で、時間と手間がかかります。
こうした問題を背景に、無接触でメンテナンスの手間が無い電力供給技術に対する要望が高まっています。
分割リングの優れた構造
ビー・アンド・プラスが開発した分割リング型ワイヤレス給電モジュールは以下のような特長を持っています。
1.
簡単後付け: 分割リングは「パカっと開く」構造になっており、軸を外すことなく既存の設備に短時間で取り付け可能です。これにより、取り付け工数が大幅に削減されます。
2.
摩耗部品ゼロの給電: ワイヤレス給電方式を採用しているため、摩耗部品が不要になり、メンテナンスフリーで長寿命が確保されます。
3.
設定不要: 複雑な調整やキャリブレーションが一切不要で、設置後すぐに安定した電力供給が可能です。
4.
最適な形状: このリング型は360°回転を妨げることなく、さまざまな回転機構、特にインデックステーブルやロボットハンドに最適です。
使用される主な用途
この技術は多くの産業で利用が見込まれています。具体的な利用例としては以下のものがあります。
- - インデックステーブルの回転治具
- - 回転式検査装置
- - 回転照明や回転ディスプレイ
- - 回転式センサーユニット
今後の展望
ビー・アンド・プラスのワイヤレス給電技術は、回転体への電力供給を“非接触・後付け・メンテナンスフリー”という新しい時代へと導くものです。今後は、さらなる小型化や高出力化を進め、多様な産業機器やロボット、検査装置への展開を計画しています。この技術革新がもたらす未来の可能性は非常に大きく、多くの注目を集めています。
インフォメーションとして、同社の詳細については公式ウェブサイト(
ビー・アンド・プラス)をご覧いただくと良いでしょう。所在地は埼玉県比企郡小川町高谷2452-5、連絡先は
[email protected]です。