高校生の成長を支える「オリーブオイル講座」の魅力
8月22日、株式会社J-オイルミルズが提供する食育教室『オリーブオイルソムリエによるオリーブオイル講座』が、同社のプレゼンテーション施設「おいしさデザイン工房Ⓡ」で開催されました。この講座は、高校生を対象にした「第13回ご当地!絶品うまいもん甲子園」参加者のために特別に設計されており、食育を通じて若者の成長を支えることを目的としています。
このイベントは、全国の高校生による料理コンテスト「ご当地!絶品うまいもん甲子園」に向けての準備の一環です。このコンテストは、各地の食材を利用したオリジナル料理の考案、調理、プレゼンテーションを行う競技で、2015年からJ-オイルミルズが協賛しています。最近行われたエリア選抜大会に続き、11月には決勝大会が予定されています。
講座の内容と体験
食育教室では、オリーブオイルの基本から、その多様な使い方、香りの違いについて学びました。特にエクストラバージンオリーブオイルとピュアオリーブオイルの違いや、キャノーラ油との香りの比較、エクストラバージンオリーブオイルを使ったトマトケチャップの味の変化など、具体的な体験が提供されました。また、オリーブオイルを使った料理提案も行われ、参加者は実際に試食を通じて学びを深めました。
参加した高校生からは、次のような感想が寄せられました。
- - 「オリーブオイルを活用した料理を考えてみたくなりました」
- - 「レモンや柚子胡椒を加えると驚くほど美味しくなったので、家でも試してみたくなった」
- - 「オリーブのさまざまな品種を知り、さらに興味が湧きました」
- - 「産地によって風味が異なることを学べた」
食育の重要性
一般社団法人全国食の甲子園協会が主催する「ご当地!絶品うまいもん甲子園」は、高校生が自分たちの夢を追求し、食について学ぶ貴重な機会を提供しています。この取り組みは、地域の食材を活かし、次世代を担う若者たちの成長につながる重要なプロジェクトです。91県市中から選ばれた料理が、地域の特性をいかしながら競い合う様子は、食文化の興隆にも寄与することでしょう。
株式会社J-オイルミルズとその役割
このイベントを企画した株式会社J-オイルミルズは、2004年に製油業界の3社が統合して誕生し、2024年には創立20周年を迎える企業です。主力の製品には、AJINOMOTOオリーブオイルなどがあります。また、環境に配慮した商品開発にも取り組んでおり、プラスチック使用量を削減する「スマートグリーンパック®」など、新たな挑戦を続けています。
地域資源を再発見し、次世代へとつなぐ「ご当地!絶品うまいもん甲子園」の取り組みや、食育教室の充実した内容は、まさに若者たちの未来に向けた希望の光と言えるでしょう。今後の展開に期待がかかります。