デジタルサイネージアワード2025の栄光
2025年6月11日に開催された「デジタルサイネージアワード2025」で、大阪モード学園と大阪メトロアドエラが共同で取り組んだプロジェクト「リアルとバーチャルをつなぐシュールOOH」が優秀賞に輝きました。この取り組みは、広告の新たな可能性を示すものであり、特にデジタルと現実世界の融合による斬新な体験を提供しました。
デジタルサイネージアワードとは
「デジタルサイネージアワード」は、一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアムが主催するもので、デジタルサイネージの普及と市場の活性化を目的として設立されました。今年度は、4月9日から5月9日まで作品を募集し、6月11日に受賞作品が発表されました。優れた活用事例が幅広く表彰されるこのアワードは、業界における重要なイベントとして注目されています。
受賞作品「リアルとバーチャルをつなぐシュールOOH」
この受賞作は、Osaka Metro梅田駅の「梅田プレミアムPlus」に設置されたOOH広告に、学生が制作したファッションデザインとAI生成の3DオブジェクトをCG合成で組み合わせたものです。従来のARやプロジェクションではなく、CGIによって現実にあるかのような錯覚を生み出し、広告の可能性を拡張しました。
学生たちの独創的なファッションデザインとAI技術のコラボレーションにより、視覚的な魅力を最大限に引き出し、広告接触者に新たな体験を提供しました。本プロジェクトは、物理的な制約を超えたデジタル空間の魅力を引き立てるものであり、広告業界に新風を吹き込むことに成功しました。
審査員の評価
審査員からは、「リアルな体験だけではなく、バーチャル空間での拡張体験も重要であることを示した」というコメントが寄せられました。また、「駅構内という物理的制約の中で、AIやCGIを活用したVR的な展開が果たした意義は大きい」と高く評価されています。テクノロジーの利用が、広告の価値を高めるだけでなく、空間価値の向上も図ったという点でも賞賛されました。
この受賞は、大阪モード学園と大阪メトロアドエラによるクリエイティブな取り組みの成果であり、デジタルサイネージの未来を切り拓く重要な一歩となるでしょう。今後もこのような斬新な広告手法が登場することを期待しています。
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、株式会社 大阪メトロ アドエラ東京オフィスの荒井(080-7601-4252)までお気軽にご連絡ください。詳細な情報は
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