ファイテックが支援
2025-03-12 21:06:23

岩手県の林野火災にファイテックが消火剤を緊急支援

岩手県大船渡市の林野火災に対するファイテックの支援



2025年3月1日、株式会社ファイテックは岩手県大船渡市で発生した大規模な林野火災に対して、森林火災用消火剤「FOREST DEFENDER」を1,000L寄贈しました。これは約100トンの消火用水量に相当し、火災による被害を抑えるための優れた手段とされています。特にこの消火剤は陸上自衛隊でも採用されており、火災に対する高い有効性が実証されています。

林野火災の状況



今回の火災は、2025年2月26日に岩手県大船渡市赤崎町で発生し、約2,900ヘクタールの面積を焼失しました。これは市全体の面積の約9%にあたります。人的被害も報告され、1名の死者と76棟の全壊住宅があるなど、甚大な被害が生じています。消火活動には全国から消防隊や陸上自衛隊が派遣され、503隊・2030人が投入される事態となっています。

FOREST DEFENDERとは



「FOREST DEFENDER」は、次世代型の森林火災用消火剤として設計され、高い消火能力を誇ります。水で1%から6%に希釈するだけで即座に使用でき、難燃性能も高く、効果的に火災の延焼を防ぐ構造となっています。また、淡水だけでなく海水でも使用できる耐塩性能を有し、環境にも配慮した成分で作られているため、植物に悪影響を及ぼすことがありません。

提供の意義



今回の寄贈は、岩手県の災害管理体制の強化を目的としており、特に最新技術の消火剤の導入が遅れていた点を受けています。火災によってもたらされる被害を最小限にとどめるため、ファイテックは迅速な支援を行いました。消火剤の使用により、火災の進行を抑える一助となったとの報告があり、ファイテックはその成果を誇りに思っています。

会社の取り組み



ファイテックは愛知県大口町に本社を構える消防関連製品の製造メーカーで、国内外48カ国に展開しています。主力製品には、業務用消火スプレーやヘリコプター用消火剤注入システムなどがあります。特に消火剤に関する技術力が高く、様々な火災に対応可能な製品群が揃っています。また、陸上自衛隊や消防庁とも連携し、火災対策に寄与する製品の開発に努めています。

今後の目標



ファイテックは今後も地域の防災活動に協力し、自治体とのさらなる連携強化を図りながら、消火剤の研究開発を推進していく方針です。社会に貢献しつづける企業として、消火剤の普及を目指しています。全ての人々の安全を保障するため、今後も徹底した支援と技術開発を続けていく考えです。これ以上の被害が発生しないことを願い、ファイテックは今後も力を尽くしていきます。


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会社情報

会社名
株式会社ファイテック
住所
愛知県丹羽郡大口町秋田3-101
電話番号
0587-95-1119

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