高島屋175年の歴史
2025-12-05 15:27:04

高島屋195周年記念展で新選組の新発見を公開!

高島屋創業195周年記念展



高島屋は2026年に創業195周年を迎えます。この特別な年を祝して、高島屋史料館では「タカシマヤ クロニクル 百・華・繚・乱」というテーマのもと、先日初公開となった新選組との貴重な取引記録や、創業から現在に至るまでの多様な品々を紹介する展覧会を開催します。

高島屋の始まり


高島屋の歴史は1831年に遡ります。初代の飯田新七は、妻と共に京都・烏丸松原にて古着木綿商「高島屋」を開店しました。この地は因幡薬師の近くに位置し、繁盛を極めましたが、幕末の動乱の影響を受けることになります。今回の展覧会では、その時代の歴代当主の肖像や、創業家に受け継がれた古文書も展示され、初期の高島屋の貴重な記録を辿ることができます。

新選組との繋がり


展覧会の目玉となる新発見の資料には、「高島屋が新選組から代金5両を受領した」ことが記された帳簿が含まれています。この資料から新選組が依頼した品物や、当時の貿易事情にも触れることができ、江戸時代の社会情勢と高島屋との関わりを深く探ることが可能です。このエピソードは、文豪・子母澤寛の作品にも触れられ、歴史ファンにとっては見逃せない内容となっています。

暮らしに美を届ける高島屋


明治期になると、高島屋は呉服店としてだけでなく、装飾業や貿易業も営むようになり、世界中の人々に愛される商品を提供しました。1878年に開店した段通店や、1893年に開店した貿易店では、国内外の商品が取り扱われ、また美術部の設立により、美術品の展示・販売も行なうようになりました。

呉服店から百貨店へ


高島屋は、時代と共に様々な催事を開催し、新たな着物や帯を紹介。1906年には新柄呉服の懸賞募集、1913年には全国から集まった新柄呉服を発表する「百選会」を設立し、百貨店として成長していきました。大正期には、多種多様な商品が揃った百貨店の体制へと移行し、今日の高島屋の基盤を築きました。

特別映像展示とイベント情報


会場内では、古い写真を使った映像展示が行われており、明治中期から大正初期までの高島屋の変遷を知ることができます。また、参加型のワークショップや講演会も予定されており、地域文化や歴史をより深く理解する良い機会です。

開催概要


  • - 会期: 2026年1月10日(土)〜3月30日(月)
  • - 場所: 高島屋史料館
  • - 入館料: 無料

この展覧会は、ただの過去の記録というだけでなく、日本の文化と歴史を再考する絶好の機会となるでしょう。高島屋の長い歴史を振り返りながら、新たな発見を楽しむことができる貴重な展示会です。


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会社情報

会社名
株式会社髙島屋
住所
東京都中央区日本橋2-12-10髙島屋グループ本社ビル
電話番号

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