タカノ、FILMTECH JAPAN 2025に出展
タカノ株式会社は、2025年11月12日から14日にかけて開催される日本最大の高機能フィルム産業展「第16回 高機能フィルム展 -FILMTECH JAPAN-」に出展することを発表しました。本イベントは、最新のフィルム技術を展示する絶好の機会であり、タカノは生成AIやデータセンターの拡大、5G、6Gの発展、さらに自動運転や電動化を進めるCASE分野の成長に伴う高機能フィルム市場の需要の高まりを受け、独自の検査装置をお披露目します。
出展の背景と市場ニーズ
近年、半導体や電子部品、ディスプレイの分野で使用される高機能フィルムの需要が急伸しています。この背景には、技術革新とともに求められる高品質な製品が影響しています。競争が激化する中、製造現場では効率的かつ高品質な生産が不可欠となっており、タカノはそのニーズに応えるべく、高速で高精度なフィルム外観検査装置を開発しました。
出展製品の紹介
タカノのブース(1ホール 4-34)では以下の製品が展示されます:
1. Hawkeyesシリーズ
このシリーズは高機能フィルム市場に対応し、自社開発のカメラと画像処理ユニットを用いて、高速かつ高精度な検査を実現しています。特に「超高速無地フィルム外観検査装置 Hawkeyes one」では、業界最速クラスの検査速度を誇り、微細欠陥の検出が可能です。
2. リアルタイムAI自動欠陥分類システム TAKANO AI
AIを活用したこのシステムは、欠陥の分類正答率を飛躍的に向上させ、生産現場の品質管理を大幅に効率化します。
3. 高速フィルム検査 × フィルム全面膜厚測定
新たにコラボレーションしたこの企画では、欠陥検査と膜厚測定をシームレスに行い、工程改善に貢献します。
4. 半導体向け検査装置
半導体デバイスの検査には、WMシリーズの装置を用い、ナノレベルでの異物検出が可能です。様々な検査ラインナップがあり、製造現場のニーズに応えます。
5. メンテナンスサービス
タカノでは、検査装置の安定的な稼働を確保するためのメンテナンスサービスも提供しています。
メッセージ
展示会では、実際に動作するHawkeyes oneとTAKANO AIのデモ機を体験することができます。製造業向けの最新技術を直接ご覧いただき、専門スタッフが具体的な検査課題についての相談も承ります。
タカノのブースにはぜひお立ち寄りいただき、最新のフィルム外観検査技術を体感してください。
タカノについて
タカノ株式会社は1941年に創業し、現在も製造業から創造業への進化を続けています。ばねの製造からスタートした同社は、オフィス家具、エレクトロニクス製品、医療機器など多岐にわたる製品を展開しており、高い志を持ちながら社会の変化に適応し続けています。
公式ウェブサイトで詳細をチェックし、必ず事前登録を行ってください:
公式HP