夢枕獏の伝説が息づく!特別展示が開催中
東京都の朝日新聞東京本社において、夢枕獏の著作連続刊行を記念した特別展示が開催されています。この展示では、著者が大切に保管してきた貴重な資料やアートを一堂に見ることができる貴重な機会です。本記事では、この特別展示の詳細についてお伝えします。
夢枕獏とその作品
夢枕獏(ゆめまくら・ばく)さんは、1951年に神奈川県で生まれ、1977年にデビューして以来、日本の伝説的なベストセラー作家の一人として知られています。特に彼が手がける伝奇小説「キマイラ」シリーズは多くの読者に支持され、様々な賞も受賞しています。
今回の展示は、彼のライフワークである大河伝奇シリーズ「キマイラ」や、俳句に関するエッセイ『仰天・俳句噺』の連続刊行を記念して行われています。
展示内容の概要
キマイラスペース
- - 天野喜孝による「キマイラ神話変 序曲」の原画
- - 43年前に書かれた「キマイラ」の第一枚目の生原稿
- - 寺田克也によるソノラマノベルス版「キマイラ」のカバーイラスト
- - 三輪士郎による角川文庫版「キマイラ」カバー展示
仰天・俳句噺スペース
- - 夢枕獏本人による書や俳句5点以上
- - 松本大洋による『仰天・俳句噺』文庫版のカバー原画
- - 夢枕獏の「仰天・俳句噺」の生原稿
- - エッセイで言及された旅行の写真や小物も多数展示
- - 人気シリーズ「陰陽師」の書籍や生原稿も見ることができます。
展示期間・場所
この特別展示は、2025年5月12日から19日までの約一週間の間、朝日新聞東京本社の2階「コンコースギャラリー」で行われています。入場は無料で、都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」A2出口からすぐ、東京メトロ日比谷線「東銀座駅」や「築地駅」からも徒歩約10分の距離です。
特別イベントの開催
さらに、6月7日(土)には夢枕獏によるサイン会&講演会「キマイラを語り俳句を謡(かた)る」も予定されています。このイベントでは、作品に対する熱い思いや、俳句に関する深い知識を共有する貴重な機会です。
夢枕獏の今月の新刊
夢枕獏は今月、以下の3作品を刊行します。
1.
『仰天・俳句噺』(文春文庫) - 俳句にまつわるエッセイ。
2.
『キマイラ聖獣変』(ソノラマノベルス) - 「キマイラ」の新たなる物語。
3.
『キマイラ23魔宮変』(角川文庫) - さらなる壮大な試練が描かれています。
この機会に、夢枕獏の魅力的な世界に触れてみてはいかがでしょうか。展示やイベントの詳細は、公式サイトをチェックしてください。