サンゲツが新たな価値創造拠点「PARCs」で受賞
2023年8月6日、株式会社サンゲツが設計・施工した新オフィス「PARCsSangetsu Group Creative Hub」(以下「PARCs」)が、第37回日経ニューオフィス賞において「関東ニューオフィス奨励賞」を受賞しました。この賞は創意工夫を凝らしたオフィスを表彰するものであり、サンゲツの新たな試みが高く評価される結果となりました。
PARCsとは?
PARCsはサンゲツグループが目指す「スペースクリエーション企業」への転換を象徴する拠点です。最近、東京日比谷にオープンしたこのオフィスは、様々な機能が集まり、つながり、変化し続けることを目標としています。「Parade of Cs」という名称には、コミュニケーションや創造力、チャレンジ精神を反映しています。
この拠点の開設にあたっては、社員の意見を基にした全社的なワークショップを通じて、オフィスの課題やアイデアを洗い出しました。これにより、社員エンゲージメントが向上し、創造的で開かれたオフィス環境が実現しています。
オフィスのデザインと機能
PARCsの空間コンセプトは「touch the prism」です。ここでは、社員の個性が光のように輝き、偶然の出会いが新しいアイデアを生むことを期待しています。
- - オープンラウンジ:プリズムテラス では、自然豊かな日比谷公園の景色を楽しめます。
- - ワークエリア①:カダン/サンカクヒロバ は、コミュニケーションを促進する空間設計が施されています。ここでは気軽にアイデアを共有し合える環境が整っています。
- - ワークエリア②:コネクトヒロバ では、社員がそれぞれのニーズに最適な環境を選ぶことができ、自然なコミュニケーションが生まれやすくなっています。
- - 内階段 も設計され、社員同士の交流をサポートする動線が考慮されています。
今後の展望
サンゲツはこの新たな拠点を通じて、スペースクリエーションの企業として成長していくことを目指しています。「Joy of Design」を掲げ、デザインを通じて新しい空間を提供することに注力します。社長の近藤康正氏は、PARCsが社員の創造力を養いながら、より豊かな社会の実現に寄与することを期待しています。
新オフィスPARCsは、東京都千代田区内幸町に位置し、広さは約2,793㎡。2024年3月4日の正式な開設日に向けて、多くの期待が寄せられています。受賞を機に、他の企業や組織からも注目されることでしょう。今後のサンゲツグループの展開に期待が高まります。