第16回共育フェスティバルの開催について
2025年10月26日(日)、神奈川県横浜市の國學院大學たまプラーザキャンパスにて「第16回 共育フェスティバル」が開催されます。本イベントは、乳幼児からその保護者まで幅広い世代を対象とした地域の学びの場としてオープンされるもので、参加者は15種類の体験プログラムを通じて学生たちと交流しながら楽しいひとときを過ごせます。
開催の背景
現代の子どもたちは、家庭や学校以外で遊ぶ機会が減少し、地域のつながりが薄れていると多くの専門家が指摘しています。また、教育格差も深刻な問題となっています。そんな中、國學院大學人間開発学部は、大学が培ってきた知識とリソースを活用し、家庭や幼稚園、小学校では得ることが難しい「第三の学びの場」を提供することを目指しています。本フェスティバルは、地域の教育力の維持・向上に寄与する取り組みの一環です。
幅広いプログラム
共育フェスティバルは、学生が主体となって企画・運営を行い、教員や職員がサポートをします。参加者は自由に選択できる多彩なプログラムが用意されており、昨年は約1,700人が訪れるなど、地域に根付いた恒例行事として定着しています。これは、学生にとっても教育実習とは異なる形での実践的な経験となり、将来の教育者として成長する貴重な機会となります。
イベントの詳細
開催日程
- - 日時: 2025年10月26日(日)10:00〜15:00
- - 場所: 國學院大學 たまプラーザキャンパス(横浜市青葉区新石川3-22-1、田園都市線たまプラーザ駅徒歩5分)
- - 対象: 主に小学生以下の子どもたちとその保護者
- - 入場: 無料(事前申込みは不要)
- - 運営: 学生企画委員(学部生)
プログラムの一例
以下のような体験プログラムが用意されています。
- - Music caravan秋のコンサート
- - 怪盗キッズの秘密工作室ミッション
- - 点字ブロック体験コーナー
- - 手話と点字でお買い物!?
- - 絵本の世界に飛び込もう
- - 宇宙キッズのトリプルファンタジー
など、全15種類のプログラムが参加者を待っています。
注意事項
駐車場や駐輪場は設けられておらず、公共交通機関の利用が推奨されています。
主催者の思い
イベントの企画を担当する中野圭祐助教は、地域の結びつきが以前よりも希薄になっていることを懸念しつつ、共育フェスティバルがかつての町内運動会やお祭りのような役割を担うことを期待しています。また、学生代表の西山さんは、今年のテーマにはすべての参加者がつながり、笑顔になることを願っていると述べています。総じて、共育フェスティバルは学生と地域住民の架け橋となり、参加者にとって新たな学びと気づきを提供する場となるでしょう。
この機会にぜひ、家族や友人とともに地域の学びの場を楽しんでみてはいかがでしょうか。
イベント詳細URL
國學院大學人間開発学部について
人間開発学部は2009年に創設され、初等教育学科、健康体育学科、子ども支援学科から成り立っています。この学部では、実践力を養成するための教育インターンシップや少人数教育が行われています。さらに詳しい情報は
こちら。