千葉県熊谷知事との意見交換による若者支援の強化
一般社団法人Voidは、千葉県社会的養護経験者の実態把握調査結果を基にした提言を、1月23日に熊谷俊人千葉県知事に対して行いました。今回の意見交換は、地域社会において子どもや若者の福祉向上を目指す取り組みの一環として、非常に重要な機会でした。
団体のビジョンと目的
一般社団法人Voidは、子どもや若者を含むすべての人々が幸せに生きることができる地域社会の実現を目指しています。そのために、多様な人々が交流し、相互の違いを尊重しながら、欠けている部分を補い合うことを目的としています。「ちば子ども若者ネットワーク」の活動の一部として、千葉県内のこども若者支援に関わる様々な団体との連携を図っています。
社会的養護経験者の実態調査
調査結果によると、千葉県における社会的養護経験者の若者は、全国平均と比べて生活困窮状態に陥る割合が高いことが明らかになりました。彼らは多様な課題、例えば経済的困難、心身の健康問題、家族関係の断絶、そして社会的孤立などを抱えており、単発的な支援では不十分であることが示されています。この結果は、持続可能な総合的支援が求められることを強く訴えています。
若者とのコミュニケーションの重要性
「千葉県社会的養護自立支援拠点事業」を通じて、若者たちの相談が増加しています。特に、経済的困窮や逆境的体験に起因する心身の問題など、ニーズが複雑化しています。これにより、支援の現場はその負担が増し、制度の枠組みだけでは対応できない事例も発生していることが報告されています。
提言内容
私たちVoidは、これらの調査結果と現場の意見を踏まえ、以下の5つの重要な提言を行いました。
1. 困窮している若者への居住支援の拡充
2. トラウマや逆境体験による心の問題への支援体制の強化
3. 社会的養護経験の有無に応じない柔軟な支援制度の設計
4. 支援機関・支援者の育成と情報共有の機会の充実
5. 困難な境遇にある若者の声を聴く仕組みの構築
これらは若者たちの声を元にしたもので、ぜひとも実施してほしいと希望しています。
意見交換の結果
意見交換では、特に居住支援の重要性や社会的養護の経験に基づく支援の格差について議論が行われ、熊谷知事はその意見に真剣に耳を傾けてくださいました。これにより、今後の支援施策における方向性が期待されます。
また、本調査の結果は、「千葉県こどもを虐待から守る基本計画」の策定においても活かされる予定です。このように、調査成果と現場の声を反映した施策が進められることを私たちは期待しています。
まとめ
引き続き、困難な状況にある若者一人ひとりの意見を大切にし、支援制度や施策のさらなる充実を目指して活動を続けて参ります。私たちは、千葉県内の多くの関係機関とともに、この重要な課題に取り組んでいく所存です。今後も地域の課題解決に向けて、積極的に動いてまいります。