塾通いの実態
2024-08-29 08:22:39

中学3年生の保護者が語る、塾通いの実態とニーズとは?

最近、じゅけラボ予備校が中学3年生の塾通いに関する意識調査を実施しました。このリサーチでは、133人の保護者を対象に彼らの思いを探りました。中でも興味深いのは、実に45.8%の保護者が「もっと早く塾に通わせたら良かった」と考えている点です。

この割合は、「思う」と「やや思う」を合わせたもので、彼らは子供の学力向上や受験対策を早期に始める重要性を感じていることが伺えます。実際、調査参加者の中には、今の成績や志望校のために、より早く塾に通わせるべきだったと感じている家庭が多数存在しました。

一方で、25.6%の保護者は「どちらでもない」と回答しており、現在の成績に満足はしていないが不満も感じていない家族が一定数いることがわかりました。これらの家庭は、子供の志望校がはっきりしていないため、通塾の効果や必要性を見極めかねている状況にあるようです。

では、逆に「思わない」または「それほど思わない」とした保護者も28.5%に上り、現在の塾サービスに満足している家庭が存在します。これらの人々は、今通っている塾での教育や進捗に安心感を持っており、早期通塾の必要は感じていないようです。

また、塾の質に対する保護者の評価も重要なポイントです。調査では、講師の質に66.1%、授業内容に対して63.9%の保護者が満足していることがわかりました。これにより、質の高い教育が子供の学力向上に密接に関わっている姿が浮き彫りになります。特に、講師の質が子供の理解度や学習意欲に直結するため、保護者たちは、この要素を非常に重視しています。

ただし、志望校別の対策については、ほぼ半数に当たる約49%の保護者が満足していない結果が出ました。これからは、より具体的なカリキュラムや個別指導が求められると考えられます。さらに、学習相談や進路相談にも48.9%が満足していないことが判明しており、個別対応の重要性が強調されています。

経済面に関しても、調査によれば56.4%の保護者はその料金に満足していないとのことで、経済的負担を感じている家庭が少なくないことが明らかになりました。中学3年生は中学1年や2年に比べて授業内容が多くなるため、経済的な支出が多いのが現実です。

また、塾選びの決め手となる情報源も興味深い結果に。約49.6%の保護者が友人・知人の推薦を最も信頼していると回答し、口コミが多くの家庭で強い影響を及ぼしていることが示されています。続いてインターネットの評判やレビューが23.3%で、公式サイトに依存する保護者は意外にも少ないという結果も出ました。

このように、現在の塾に通っている中学3年生の保護者の意見やニーズは多岐にわたり、各家庭の状況や考え方によって様々な受け止め方があることが浮き彫りになりました。いかに保護者の声を反映させるかが、今後の塾教育にとっての鍵となるでしょう。


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