木・陶 二人展が松山酒ミュージアムで開催
2025年7月5日から8月31日までの期間、宮城県大崎市の松山酒ミュージアムにて、『木・陶 二人展』が開催されます。この展覧会では二人の作家、齋藤英樹さんと井上哲治さんの作品が展示され、木と陶器の魅力を存分に楽しむことができます。
作家の紹介
齋藤英樹さん
仙台市在住の齋藤英樹さんは、無垢の木を使い、使い手に寄り添った家具を製作しています。彼の作品は、自然の素材である木の手触りを大切にし、オイル仕上げで艶やかさを引き出します。彼の製作する家具は、触れることで木の温もりを感じることができるのが特徴です。
井上哲治さん
一関市在住の井上哲治さんは、高鞍窯を主宰し、穴窯で焼き締めた陶器を制作しています。備前、信楽、越前の粘土を用い、さらに赤松の薪で焼き上げることで、独特の風合いを実現。彼の作品は、使うほどに色合いや質感が変化し、きっとあなたの生活に潤いを与えてくれるでしょう。
展覧会の内容
このたびの『木・陶 二人展』では、両作家の作品が集まる貴重な機会です。齋藤さんの木製家具と井上さんの陶器が同時に見られる展覧会は、松山酒ミュージアムでは初めての試み。彼らの作品がどのように対話し、どのように使い手に寄り添うのか、その美しいコラボレーションを体験することができます。
ワークショップ
展覧会期間中には、以下のワークショップが行われます。
スツールの座を編む
- - 日時: 7月26日、8月23日(予約制、定員10名)
- - 参加費: 15,000円
- - 内容: 齋藤英樹さんの作品を使い、スツールの座面をペーパーコードで編みます。完成したスツールは持ち帰ることができます。
木工旋盤でボールペン作り
- - 日時: 8月9日、8月10日(予約不要、先着20名)
- - 参加費: 2,000円/本
- - 内容: 木工旋盤を使ってボールペンを制作します。約30分の作業で、自分だけのボールペンを完成させましょう。
これらのワークショップは、作家の手法や素材感を直に学びながら、自分自身の作品を作る楽しさも味わえる貴重な体験です。
アクセス情報
- - 開催期間: 2025年7月5日(土) ~ 8月31日(日)
- - 開催場所: 松山酒ミュージアム(宮城県大崎市松山千石字松山 242-1)
- - 入館時間: 9:30~17:00(最終入館16:30、最終日は15:00)
- - 入館料: 大人300円、高校生以下150円(団体割引あり)
- - 定休日: 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
この夏、木と陶器の息吹を感じる『木・陶 二人展』にぜひ足を運んでみてください。そして、彼らの作品と対話し、その魅力を存分に味わってください。参加型のワークショップに挑戦することで、更に深い体験が待っています。皆様のご来場を心よりお待ちしております。