皇居外苑のレストハウスが新しい魅力を展開
一般財団法人国民公園協会皇居外苑と、奈良県の株式会社中谷本舗が業務提携を結び、2024年4月1日から「皇居外苑楠公レストハウス」の食堂の共同運営をスタートしました。この提携によって、訪れる人々に新たな食文化の楽しさを提供することが期待されています。
楠公レストハウスの概要
皇居外苑に位置する楠公レストハウスは、1967年に設立され、公園の訪問者が休息できる場所として機能してきました。2002年にリフォームされ、現在のような魅力的な施設に生まれ変わりました。館内には、江戸城や皇居の歴史に関する展示スペースが設置されており、団体旅行や一般のお客様が利用できる食堂、さらには皇居に関連する記念品を購入できる売店も完備されています。この度、株式会社中谷本舗が食堂運営を手掛けることにより、食のバリエーションが一層広がります。
新メニューが楽しめる食堂の魅力
提携によって新しく提供されるメニューは、株式会社中谷本舗が長年培った技術と知識を活かして作られています。特に注目すべきは、4月7日からスタートする新グランドメニュー。以下は一部の新メニューです:
- - 吉野葛うどんと柿の葉寿司セット(税込1,780円):奈良の名産である吉野葛を練りこんだうどんと、焼さばやあなごの柿の葉寿司、さらに季節の天ぷらが楽しめます。
- - 黒毛和牛すき焼き御膳(税込2,680円):古代の甘味を再現した米麹糖蜜を使用した、リッチでボリュームたっぷりの一品です。
- - 本日の一汁三菜御膳(税込1,480円):日替わりの主菜に副菜と味噌汁が付いたお得なメニュー。
この他にも、団体旅行者向けの江戸時代をテーマにした「江戸エコ行楽重シリーズ」もそのまま引き継がれることになり、多様なグルメ体験が整っています。
伝統と革新の融合
今回の業務提携を通じて、株式会社中谷本舗の代表者である中谷昌紀氏は「私たちのノウハウを活かしながら、観光の振興と日本の食文化の普及を目指していく」とコメントしています。この取り組みは、観光客だけでなく、地元の人々にも新たな食の発見を提供し、食文化の保存と継承に貢献することを目指します。
皇居外苑の魅力と役割
一般財団法人国民公園協会皇居外苑は、植栽やお濠、施設の維持管理を主な業務としており、駐車場や食堂・売店などのサービスを提供しています。国民公園の利用促進や環境保全に関する啓発活動も積極的に行っており、そのための様々な施策を用意しています。
まとめ
皇居外苑と中谷本舗の提携により、食文化の豊かさを感じられる場が生まれました。新たなメニューにご期待ください。観光の際には、ぜひ皇居外苑楠公レストハウスでの食事をお楽しみいただきたいと思います。皆様のお越しを心よりお待ちしております。