2025年卒の就活実態
2024-10-22 13:38:00

就職活動の早期化!2025年卒学生の就活実態調査の結果

2025年卒の就職活動の実態を探る


株式会社ワンキャリアは、2025年卒業予定の大学生を対象にした就職活動についての実態調査を行い、その結果をレポートにまとめました。この調査は、今後の就職活動を考える上で重要な洞察を提供しています。

調査の概要


今回の調査は、2024年9月19日から9月25日までの期間に実施され、248名の学生から有効な回答が集まりました。調査方法はインターネットを利用したもので、主なテーマは就活開始時期、内定承諾時期、志望度の変化などです。

就活開始のタイミング


調査結果によると、約8割の学生が大学3年の6月までに就職活動を開始しています。これは24卒の53.7%に比べて大幅に増加しており、77.4%に達する結果となりました。この早期化の傾向は、24卒からの先輩たちの経験談が影響を及ぼしていると考えられています。また、半数以上の学生が1月以前に本選考のエントリーを開始し、その結果、3社以上の内定を得ることが多いようです。

入社志望度の変化


興味深いことに、入社する企業に対する志望度が最も上がったタイミングは「面接期間中」との結果でした。特に「1次面接から最終面接前まで」との回答が24.2%で最も多く、面接を通じて候補企業を選り分けようとする生徒の姿が浮かび上がります。これに対して企業側は、選考プロセスでの魅力的なアプローチが重要であるといえます。

内定承諾の時期


内定承諾の時期は、年明けから多くなり、特に「2024年5月」が最も多く選ばれました。しかしながら、8月以降も高い数字を記録しており、内定承諾に迷う学生が存在することが示されています。企業はこの、学生の選択を重視し、魅力的な情報を提供する必要があります。

現場社員との面談がカギ


入社意欲を上げるために、最も効果的とされるのが「現場社員との面談」です。26.2%の学生がこの面談が入社選びの最も大きな影響を与えたと回答しています。こうした面談から、学生は自身が持つキャリアパスに対する具体的な情報を得ることができるため、企業にも積極的な姿勢が求められます。

まとめ


調査を行った株式会社ワンキャリアの小林直樹キャリアアドバイザーは、「就職活動の早期化は確実に進んでいる」と分析しています。企業側はこの傾向を把握し、学生へのアプローチを進化させる必要があります。また、学生たち自身も、今後のキャリア形成における重要な情報を意識しながら、選考に臨む必要があるでしょう。今後の学生と企業の相互理解を深化させ、よりよいマッチングを実現するための取り組みが求められます。


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東京都渋谷区桜丘町20-1渋谷インフォスタワー16階
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