新しいVDI体験を提供、シー・オー・コンヴのCO-GatewayがSaaSで登場

新しいVDIの未来を切り開く「CO-Gateway」

株式会社シー・オー・コンヴが、今夏から「CO-Gateway」をSaaS形式で提供開始することを発表しました。この新しいVDI（仮想デスクトップインフラ）ソリューションは、Microsoft社のAzure Virtual Desktop（AVD）を活用し、教育機関や事務業務に特化した機能を備えています。

従来のVDIとなにが違うのか？

これまでのVDIは、各ユーザーがそれぞれ独立した環境を必要とするスタイルが一般的でした。しかし、CO-Gatewayは「全員が同一の環境を短時間利用する」ことに特化した設計となっています。これにより、時間やコストを大幅に削減し、特に教育機関において効率的な学びの場を提供できるようになりました。

学生は大学の授業といった必要な時にだけアクセス可能な環境を利用でき、教職員は自宅から校務システムを操作する際の便利なツールとして活用できます。具体的には、研究室や教室での利用を想定した設計がされており、必要な時にだけリソースを共有する形で運用が可能になります。これにより、物理的なPCやサーバの制約から解放されるのです。

SaaS化による新たな可能性

CO-Gatewayは、これまで導入に際してAzureテナントへサーバを構築する必要がありました。そのため、 구축に時間がかかり小規模での利用には高コストが障壁となっていました。しかし、新たにSaaSとして提供されることで、これらの課題は解消されました。お客様は煩わしい構築作業を省き、すぐに統一された仮想環境を享受できます。これにより小規模の利用希望者もリーズナブルな価格でサービスを利用できるように再設計されています。