医療支援の動き
2025-04-02 17:35:22

ミャンマー大地震への日本医師会の支援、医療復興を目指して

日本医師会がミャンマー大地震に対する支援を決定



2023年3月28日、ミャンマー中部で発生した大地震は、現地に深刻な被害をもたらしました。この地震によって、4月1日時点での死者数は2700人以上、負傷者は約4500人に達しており、被害は今後拡大する可能性があります。これを受けて、日本医師会は迅速な対応を取りました。

4月1日に行われた第1回常任理事会において、日本医師会はミャンマー医師会に対して、災害対策積立基金より1000万円の支援金を送付することを決定しました。この支援は、現地での医療支援活動を行っているミャンマー医師会に向けられています。

松本会長の会見



4月2日の定例記者会見では、日本医師会の松本吉郎会長がこの支援金について説明を行い、被災地の人々に対する哀悼の意を表しました。松本会長は、「被害に遭った方々の無事を願い、医療の復興が一日も早く進むことを心よりお祈り申し上げます」と述べました。

このような迅速な対応は、医療関係者にとっての連帯感や国際的な支援の重要性を再認識させます。また、日本の医療界が国際的な災害現場にどのように貢献することができるのか、その役割が問われています。

日本医師会の概要



公益社団法人日本医師会(Japan Medical Association)は、47都道府県の医師会が参加する学術専門団体です。その目的は、医療や公衆衛生の向上を図り、社会福祉の増進を目指すことにあります。具体的な活動としては、医師の生涯研修、地域医療の推進、保険医療の充実など、多岐にわたります。

日本医師会は、東京都文京区本駒込に拠点を置き、その公式ホームページやYouTubeチャンネルを通じて、健康に役立つ情報やイベントの情報を発信しています。特に、YouTubeチャンネルでは、記者会見の動画や医療に関するシンポジウム、各種イベントが配信されています。また、LINE公式アカウントでは、講習会や健康情報の案内を行っています。

被災地への支援の意義



ミャンマーの大地震に対する支援は、国際的な連帯感を高める重要な機会です。日本医師会からの1000万円の支援は、単に金銭的な援助にとどまらず、医療関係者が被災地の人々に思いを寄せ、共同で医療復興を目指す姿勢を示すものです。このような活動が、国際社会全体の連携を深める一助となることを期待しています。

今後、日本の医療界がどのように国際支援に関わっていくのか、その動向に注目が集まります。


画像1

画像2

会社情報

会社名
公益社団法人日本医師会
住所
東京都文京区本駒込2-28-16
電話番号
03-3946-2121

トピックス(国内(政治・国会・社会・行政))

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。