原リンピック開催
2025-05-22 10:52:29

中学生が創造する未来の共生社会、原リンピック第2回開催決定!

中学生が描く未来の共生社会、原リンピック第2回開催決定!



2024年に初めて幕を開けた『原リンピック(HARALYMPIC)』が、2025年6月7日(土)に第2回目を迎えることが発表されました。本イベントは、渋谷区立原宿外苑中学校の生徒会が中心となり、地域の団体や企業と協力して企画・運営される体験型イベントであり、共生社会の実現に向けた重要な一歩として注目されています。

第1回目の開催では、パラスポーツをテーマにしたイベントが開催され、約1,000名もの参加者を迎える好評を博しました。本年度のテーマは「いろんな人のあたりまえ」。このテーマのもと、見え方、聞こえ方、体の動かし方など、多様な人々の「あたりまえ」に触れることで、お互いを認め合う大切さを育むことを目指します。

行政機関や大学、企業も賛同


さらに、多くの行政機関や大学、企業がこの取り組みに賛同しています。特に、2023年11月に東京で開催されるデフリンピックが注目されています。同中学校の近くにある東京体育館で開催される開会式に合わせて、原リンピックでもろう者とのコミュニケーションを促進し、さまざまなデフ競技にも挑戦する予定です。これにより、異なる立場や背景を持つ人々との交流がもたらす理解や共感の重要性が一層高まります。

東京2025デフリンピックを応援


原リンピックでは、東京2025デフリンピックを応援するための特別なアートも制作します。区内在住の手話アーティスト、門秀彦氏と協力し、約2メートルの「手」の形にアートを描くことで、選手たちへの応援メッセージを表現します。このアートは大会期間中に商店街のフラッグや、応援グッズとしても使用され、地域全体でデフリンピックを盛り上げることを目指します。

体験プログラムの数々


原リンピックでは、多様な体験プログラムが用意されています。シッティング&デフバレーボール、デフ卓球、ボッチャ、車いす&デフバスケットボール、デフサッカーなど、パラスポーツに関連したさまざまなアクティビティを通じて、参加者が楽しみながら理解を深めることができます。特に、障害に関する体験コーナーは、参加者に新たな気づきをもたらし、理解を深める貴重な機会となるでしょう。

実施日程は2025年6月7日(土)で、開催時間は10:00から16:00の予定です。参加は無料で、事前の登録は必要ありません。主催は、生徒会と地域団体で構成された『原リンピック実行委員会』となります。

クラウドファンディングの実施


この素晴らしいイベントの運営資金を集めるために、クラウドファンディングも行われています。支援者にはオリジナルトートバッグや食事券が贈られるなど、リターンも充実しています。詳しくは、公式サイトをご覧ください。

地域のつながりを強化する『原パラ』


イベントの成功を目指す一環で、渋谷区を中心に活動する地域団体が連携し、特別なプラットフォーム『原パラ』が設立されました。このプラットフォームは、地域の課題に取り組む際に支援を得やすくするために作られ、子ども食堂やパラスポーツ支援を行う団体が参加しています。

まとめ


原リンピック(HARALYMPIC)は、地域全体で共生社会を築くための重要なイベントです。中学生のアイデアによって育まれるこの取り組みは、未来の共生社会を形作る大きな力を持っています。多くの人が参加し、共に理解し合う場となることを期待しています。


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