フラワー・オブ・ザ・イヤー2020
2020-11-25 17:03:12

2020年フラワー・オブ・ザ・イヤー受賞!自宅で楽しむピンクの花たち

2020年フラワー・オブ・ザ・イヤー受賞品種のご紹介



2020年、日本で選ばれたフラワー・オブ・ザ・イヤー受賞品種が発表されました。コロナ禍における自宅での生活の中、家や勤務スペースを飾るための花たちが新たなトレンドとして注目を浴びています。この年のテーマは「おうちでピンク」。

フラワー・オブ・ザ・イヤーの選出方法



花き卸売市場最大手の株式会社大田花きが実施するこの表彰では、年間取引データの統計分析とバイヤーの投票に基づいて、選ばれた品種は毎年の流行を反映しています。票の集計によって選ばれるため、品質だけでなく、買いやすさや人気トレンドも考慮されるのが特徴です。これは他の品評会とは一線を画しています。

トレンドの背景



新型コロナウイルスの影響で、花き市場全体の需要は下がったものの、家庭での需要が増加しました。自宅で過ごす時間が長くなり、空間を彩る植物への関心が高まったのです。特に存在感のある花に人気が集まり、流行の色としてピンク系が選ばれました。中でも、青みがかったブルーイッシュやグレーイッシュなトーンがトレンドとして浮上しました。

受賞品種の詳細



【最優秀賞】アスター “マッシュラベンダー”


この品種は直径が7センチにもなる大輪のアスターで、他の品種とは一線を画す存在感を放っています。香川県の生産者が育成しており、グレーイッシュな色合いと美しいフォルムが特徴です。アスターとしては珍しい大輪化で成功した点が高く評価されました。

【優秀賞】バラ “ヴァーズ”


静岡県のやぎバラ育種農園が誕生させたオリジナル品種で、青みがかった色合いとクラシックな雰囲気を持つ特異なバラです。この花弁は一度見たら忘れられない印象を与え、八木さんの育種への情熱が花開いた結果として評価されました。特に花瓶に挿した際の映える特性が評価ポイントです。

【新商品奨励賞】スターチス “シンジーシルバー”


和歌山県で生産されるこのスターチスは、ドライな質感と青みがかったピンクの小花が特徴です。長持ちし、スワッグなどにも好まれるこの品種は、昨今のトレンドにもしっかりとマッチしています。

【新商品奨励賞】グレビリア “グレビリアゴールド”


大阪の株式会社ワイエムエスが手がけたこの植物は、鮮やかなグリーンとベルベットな質感のコッパーゴールドが印象的です。様々なインテリアシーンで活躍し、注目されている一品です。

表彰式について



フラワー・オブ・ザ・イヤーOTAの表彰式は、2020年12月4日に開催予定で、受賞者からの動画コメントも紹介される予定です。全ての受賞品種についての詳細は、公式ウェブサイトに掲載予定です。自宅で楽しむ花として、これらの品種は特に注目すべき存在です。

ぜひ花きの美しさを日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
株式会社 大田花き花の生活研究所
住所
東京都大田区東海2-2-1
電話番号
03-3799-5578

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。