異言語脱出ゲーム
2022-11-21 12:30:01

若者力大賞受賞!手話と音声を融合した異言語脱出ゲームの魅力

2023年、一般社団法人異言語Lab.が手話と音声を融合させた「異言語脱出ゲーム」で「第14回若者力大賞」を受賞しました。この表彰は、自由な発想とチャレンジ精神を持って社会貢献に努めるユースリーダーを称えるために設立されたもので、2009年から続いています。

異言語Lab.の考案する異言語脱出ゲームは、手話や筆談、音声など多様なコミュニケーション手段を駆使し、聴者とろう者が協力して謎を解く成果物として注目を浴びています。プレイヤーは、手話を初めて学ぶ人もいる中で、互いのコミュニケーション能力を高め、楽しみながら解決へと導くプロセスが評価されています。

このゲームは、プレイヤーが手話を使い、また理解する過程を通じて、異なる言語でのコミュニケーションに挑戦し、相互理解を深める重要な機会を提供します。

異言語Lab.の代表、菊永ふみ氏は、受賞の意義をこう語ります。「手話を知らない人が手話を学びながら謎を解くという新たなチャレンジは、互いに理解し合いたいという意欲を育むものです。この活動は、一個人の力では成し得ないものであり、多くの人々の協力によって成り立っています」と。

この受賞は、社会におけるろう者や難聴者の権利を訴える運動の一環であり、共に支え合う意義を強調しています。菊永氏は、今回の受賞が、異言語の持つ良さを広め、社会に変化をもたらす契機になると期待しているそうです。

異言語Lab.は2018年に設立され、様々なバックグラウンドを持つメンバーが集まって活動を行っています。彼らの目標は、手話を第一言語とする交流の中で、異なる言語同士のスムーズなコミュニケーションを実現することです。

2022年には、設立当初から計画していた「うしなわれたこころさがし」という異言語脱出ゲームが東京や大阪で開催され、大成功を収めました。また、2023年には札幌芸術の森で「月夜の空想ミュージアム」を開催し、約14,000名が参加しました。これらの体験型イベントは、プレイヤーに新たな発見や楽しみに満ちており、今後の活動も大いに期待されています。

ぜひ、異言語Lab.の公式サイトを訪れて、その魅力あふれる活動や今後のイベント情報をご覧ください。彼らの挑戦は、言葉の壁を乗り越え、より良い社会の実現へ向けて新たな道を築く手助けとなるでしょう。

公式サイト: 異言語Lab.公式サイト
渋谷を拠点にする「100BANCH」からのプロジェクトもお見逃しなく。興味を持たれた方は、ぜひ彼らの活動に参加・サポートしてみてはいかがでしょうか?

会社情報

会社名
一般社団法人異言語Lab.
住所
東京都杉並区高井戸東3-36-13ライオンズマンション浜田山402
電話番号

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