マネーフォワード、国際財務報告基準対応機能を提供開始
株式会社マネーフォワードは、同社のサービス『マネーフォワード クラウド連結会計』に新たに国際財務報告基準(IFRS)に対応する機能を追加しました。これにより、グローバルに事業を展開する企業の多様な会計基準への対応が可能になります。
IFRS対応機能の概要
「IFRS対応機能」は、IFRSに準拠した勘定科目の分類を採用しています。この機能により、グループ企業が持つ異なる勘定科目の体系をIFRSに基づいて統一し、効率的に経営管理を行うことが可能になります。これまで以上に、グループの会計処理を一元化し、精度を高めることができるようになるのです。
さらに、この機能によって連結精算表からIFRS調整仕訳を除いて出力することも可能です。これによって、様々な会計基準に対応した連結データの柔軟な生成が実現し、監査対応や開示資料の作成も効率的に行えるようになります。
ビジネス環境の変化に応じた対応
最近、国際的にビジネスを展開する企業が増え、多様な会計基準への対応が求められるケースが増加しています。そうした中で、マネーフォワードは以前から個別財務資料の調整機能を提供してきましたが、今回のIFRS対応機能はその進化版です。科目体系レベルでの会計基準の切り替えや、連続精算の出力調整を可能にし、企業全体としての会計基準統合をサポートします。
IFRSに準拠した会計処理
新たに導入された勘定科目分類により、グループ全体での経営管理が一層効率化されます。これによって企業は、複数の会計基準に即応できる柔軟性を持ちながら、経営状況を一目で把握できます。
連結精算表の出力も簡潔に
さらに、連結精算表においては、IFRS調整仕訳や特定の会計基準固有の仕訳を除外して出力することが可能です。この機能によって、企業は規制に準拠しながらも、必要なデータのみを把握することが容易になります。
デジタルトランスフォーメーションへの貢献
マネーフォワードは今後も、企業が直面する課題に対して、デジタルトランスフォーメーション(DX)を支援していく考えです。特に、給与関連資料のデジタル化や各種会計データの管理を通じて、クライアントのニーズに答えるための機能強化を続けていくでしょう。これにより、グローバル企業向けに信頼性の高い連結会計ソリューションを提供していきます。
まとめ
『マネーフォワード クラウド連結会計』は、会計業務を効率化し、経営の可視化を図るためのパートナーとして最適です。API連携を通じてデータを自動収集できるほか、Excelファイルのインポートにも対応しているため、他の会計システムとの連携もスムーズに行えます。
詳細な情報は
こちらをご覧ください。
会社概要
株式会社マネーフォワードは、東京都港区に本社を置き、2012年に設立されました。プラットフォームサービスを提供する企業として、ビジネスのあらゆる面で役立つデジタルソリューションの提供を目指しています。具体的なサービスについては、
公式サイトをご参照ください。