ニューバランスが贈る「GREY ART MUSEUM」の魅力と参加アーティスト

ニューバランスの新たな挑戦

2025年5月、ニューバランスジャパンが主催する「GREY ART MUSEUM」が東京・西麻布にて開催されます。この展覧会は、ブランドの伝統と象徴的な「グレー」というカラーを祝う「Grey Days」を記念するもので、現代アートの気鋭たちとのコラボレーションによって新たな視点でアートとブランド哲学を体感できる場を提供します。

「Grey Days」とは

毎年5月は、ニューバランスにとって特別な意味を持つ「Grey Days」の月間です。ブランドの象徴となるグレーの色合いを祝うこのイベントでは、特別な製品や企画が展開され、この2025年は多くのアンバサダーたちが参加し、特別な物語を共有します。本展覧会もその一環として位置づけられています。

GREY ART MUSEUMの見どころ

「GREY ART MUSEUM」は、アートプロジェクト「MEET YOUR ART」の一部として、5名のアーティストと共に取り組みます。出展アーティストは小笠原周、金子英、品川亮、津田道子、長島伊織の五名で、それぞれが「Grey」にまつわる独自の解釈をもとに作品を制作し展示します。

特に注目すべきは、ニューバランスのクラフトマンシップを表現するために、五年に一度発表される限定スニーカー「1300JP」の展示です。このシューズはそのスタイルと品質から熱狂的な支持を得ており、アート展の重要な一部として映えることでしょう。

出展アーティストの紹介

小笠原周

小笠原は、少年マンガに親しんだ経験を土台に、ギリシャ彫刻と漫画的表現を融合させた作品を制作しているアーティストです。彼の作品は、日常の中に潜む大切な瞬間を巨大な彫刻として具現化し、観る者の記憶に訴えます。特に、「1985らへん」シリーズの作品では、同年代の友人たちの姿を対象にしています。

金子英

金子は、コラージュ技法を駆使して既存のイメージを再構築し、新たな視点から表現する作品を展開しています。彼のドローイング作品は、インターネットや媒体から抽出した素材を元に、新たな世界観を生み出しており、強いメッセージ性を持っています。

品川亮

品川は、東洋の絵画や文化を現代に再構成することに挑戦する画家です。彼の作品は、掛け軸や襖絵といった伝統技法を用いながらも、新たな空間を創出し、観る者に新しい体験を提供します。

津田道子

津田は、パフォーマンスや映像を駆使して、視覚と動作を通じて観客の感覚に訴える作品を制作。彼女の製作プロセスには人々の感情や視覚に対する問いかけが多分に含まれています。

長島伊織

長島は都市の喧騒の中で感じ取る瞬間の美しさと個々のアイデンティティを探求しています。日常のモチーフを使い、視覚情報をキャンバスに再構築することで、観る人々に深い感情や記憶を思い起こさせる作品を制作しています。

特別な飲食メニューの提供

展覧会会場では、日本の生産者による特製メニューも登場します。山梨県のワイナリーにて生産されたナチュラルワインや、熊本の製麺所による限定ラーメンが提供され、食とアートの融合を体験できます。

アートとブランドレガシーの交差点

「GREY ART MUSEUM」は、アートを中心にしたインタラクティブな体験を提供し、訪れた人々が五感でニューバランスのブランドレガシーを体感できる貴重な機会です。入場は無料で、予約も必要ないため、気軽にお立ち寄りいただけます。ぜひこの機会に、アートとブランドが織り成す世界に触れてみてはいかがでしょうか。