メルカリがWorkatoを駆使し業務改善を実現
2026年、メルカリグループは急成長を続ける中で、業務効率を求める必要に迫られていました。この課題を解決するため、エージェンティック・オーケストレーション・プラットフォームのWorkatoを導入しました。メルカリグループは複数の事業を展開しており、従業員数も2,000人を超える大規模な組織に成長しています。急速に普及するサービスにはそれ相応のバックオフィスが必要ですが、実際には非効率な業務プロセスが積み重なり、改善が求められていました。
直面した3つの構造的な課題
メルカリグループでは、以下の3つが深刻な構造的課題として挙げられます。まず、バックオフィスでの手作業によるスプレッドシート管理の非効率さ、次に社内アナウンス業務の煩雑さ、そして複数の自動化ツールの乱立によって生じるセキュリティやガバナンスの問題です。これらの課題に対して、Workatoを全社の統合基盤として採用し、全体のガバナンスを保ちながら現場が自律的に操作できる環境を整えることが目指されました。
具体的な成果:Slackスマートアナウンス
導入後、Workatoで200以上のレシピが稼働し、年間7万件以上のタスクが自動実行されています。その成果として特筆すべきは、Slackを使った「Slackスマートアナウンス」の導入で、年間250人日もの工数を削減したことです。このツールは社内アナウンスの配信、リマインド、回答管理を自動化するもので、未回答者へのリマインドを時間指定で行える機能を持ち、従来の煩雑な手法からの脱却を実現しました。これにより、人事評価を含めた社内のアナウンス業務の効率が大幅に向上し、工数を半分以下に圧縮することに成功しました。
Agentic AIの導入と未来像
さらに、Workato Genieを導入し、AIが自律的に判断・実行する仕組みも整えました。これによって、担当者はSlack上で質問をするだけで、AIが既存のデータベースを参照して即座に応答することが可能となります。今後はWorkatoの機能を活用し、「ガバナンスを守りつつ全社員がAIを安全に使える環境」を目指したMCPゲートウェイ構想の実現に向けて歩みを進めています。
事例公開の取り組み
Workatoは今後、Agentic AIを中心に活用事例を広く公開し、クライアントが直面している課題解決の実績を具体的に伝えていく予定です。これにより、日本国内の企業がWorkatoの価値を実感できるよう、様々な情報を継続的に発信します。事例はウェブサイト上で簡易版と詳細版として公開され、動画による取材内容もYouTubeで配信される予定です。
Workatoについて
Workatoは、ビジネスの成長を支援するエージェンティック・オーケストレーションのリーダーです。12,000社以上の企業が導入しており、複雑な業務ワークフローの自動化を通じて効率性を向上させています。AIと自動化の統合によって業務プロセスの変革を実現しつつ、今後もさらなる進展が期待されています。