千葉県民の味を全国へ - 「おくりものグランプリ2024」開催
2023年10月23日、千葉市中央区のペリエホールで「千葉県民がおっぺす! おくりものグランプリ2024」の最終選考会が行われ、富里市の「末廣農場ハム」が栄えある初代グランプリを受賞しました。これは、県民が自らの地域の魅力を全国に発信することを目的として、千葉県・茨城県の一部で発行されているフリーペーパー『ちいき新聞』が企画した特別なイベントです。
受賞商品と審査の舞台裏
最終選考には146商品がエントリーし、厳正な審査が行われました。審査員には、ホテルニューオータニ幕張の総料理長やマーケティング専門の教授など、 distinguished guestsが揃っており、参加者たちはその厳しい目が光る中で自らの商品をプレゼンしました。人気の高いハムが選ばれた理由は、その独自性と味わい深さにあり、具体的には富里産の房総ポークを100%使用し、食感と風味の両方を追求した結果です。
準グランプリには、野田市の「菓子屋mofu」が製作した「千葉県産ピーナッツのバスクチーズケーキ」と、印旛郡栄町の有限会社金田屋の「黒豆のカステラ」が選ばれ、特別賞には「流山麦酒YASUDAYA BREWERY」の「みりんジンジャー」が輝きを放ちました。
おくりものグランプリの背景
「おくりものグランプリ」という名称の由来には、千葉県南部で使われる方言「おっぺす」が関係しています。この言葉は「押す」という意味を持ち、千葉県民が自慢したい「おくりもの」を全国に広めたいという想いを込めています。そのため、地域の特産を活かしたさまざまな商品が参戦しました。
イベントの概要と今後の予定
受賞セレモニーは11月15日にペリエホールにて行われ、さらに12月6日と2025年1月17日には「おくりものマルシェ」が開催予定です。このマルシェでは、受賞者たちの魅力的な商品が一堂に揃い、県民だけでなく全国の人々にその美味しさを体験してもらえる機会となります。
最終審査の透明性と投票数
面白いことに、今回のグランプリ選定にはオンライン投票が採用され、約4,669件の投票が集まりました。このように、多くの県民の声が反映された結果と言えるでしょう。この新しい試みが、多くの参加者にとって自信につながり、今後も続けていくイベントへと発展することが期待されます。
今回の受賞を通じて、千葉の特産品や新たな食文化がさらに広まることを願ってやみません。